クイーンズ・ギャラリー
クイーン・ビクトリア記念碑
クイーン・ビクトリア記念碑は、バッキンガム宮殿の前にある記念碑です。イギリスが最も繁栄した黄金時代とされていて、彼女が在位していた1837年から1901年頃までの時代をヴィクトリア朝とも呼ばれています。このビクトリア女王(1819年5月24日-1901年1月22日)の記念碑となっています。
このヴィクトリア女王の時期にイギリスは、、1623年のアンボイナ事件以降に開始していたイギリス東インド会社を使ってのインド支配を拡大して、1857年から1859年に起こったインド大反乱を鎮圧して、インドを完全制圧と植民地化を行うに至りました。ヴィクトリア女王が初代インド女帝(在位:1877年1月1日 - 1901年1月22日)となっています。
バッキンガム宮殿は1762年にバッキンガム公爵の邸宅を王家が買い取ったもので、その後莫大な費用をかけて造改築がなされたそうです。現在の姿となったのが1912年であるとされています。
バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は、イギリスのロンドンにある宮殿で、イギリスの国王(または女王)が住む宮殿となっています。 1703年に、バッキンガム公ジョン・シェフィールドが自らの邸宅として桑畑を購入して建てたバッキンガムハウス(Buckingham House)が起源とされています。1761年からジョージ3世が譲り受けて、王妃シャーロッティと子供たちが住むようになってから”女王の館”として知られるようになりました。
ジョージ4世は、1825年から建築家ジョン・ナッシュに命じて煙瓦造りだったバッキンガムハウスを12年かけて全面改築に着手しました。それまでルネッサンス様式となっていた建物をネオクラシック様式に改装しました。1837年にQueen Victoria即位の際にセント・ジェームズ宮殿から移り住んでからは、イギリス王室の公式の宮殿として利用されています。
現存する建築のほとんどは、19世紀の末から20世紀初頭にかけて作られたものです。 宮殿の礼拝堂部分は、第二次世界大戦のドイツによる爆撃によって破壊されて、そこに1962年に王室のコレクションを展示したQueen's Galleryが開設されています。
セント・ジェームズ・パーク
セント・ジェームズ・パーク(St James's Park)は、バッキンガム宮殿 (Buckingham Palace)の目の前に広がっている公園です。公園の中心には橋(The bule bridge)がかかっており、そこからバッキングハム宮殿も見ることが出来ます。小さなレストランと、食べ歩ける軽食や飲み物を販売しているお店もあります。
バッキングハム宮殿の反対側では、毎日2時半から3時頃に管理人がペリカンに餌をあげる場面が見られます。 公園の前にあるThe mallという綺麗に整備された通りは、女王のセレモニーのルートになっていて、現在ではロンドンマラソンのゴールともなっている場所です。バッキンガム宮殿からこの通りを歩いている途中で、公園に入って散策してみるのが良いルートだと思います。
バンケティング・ハウス
バンケティング・ハウス(Banqueting House)とはテューダー、初期ステュアート王朝時代に建設されたイングランドの邸宅において、本邸からは庭園を挟んではなれた場所に建設された建物の事です。晩餐会や舞踏会などの娯楽の為のみに用いられます。過剰な装飾をこらしたり、寝室や厨房を設けないなどして本邸と差別化することが多かったと言われています。
ホワイトホール宮殿のバンケティング・ハウス(Banqueting House at Whitehall)は歴史上最も著明なバンケティング・ハウスとされています。単にバンケティング・ハウスと称してこの建物を指すこともあるほどバンケティング・ハウスの代表的な建造物です。1619年に建築家イニゴー・ジョーンズとその甥ジョン・ウェッブにより設計され1622年に完成しとされています。当時のホワイトホール宮殿一角の西側、現在のホース・ガーズ付近に建設されました。1649年にはチャールズ1世が建物前で公開処刑されています。
パーラメント・スクエア
パーラメント・スクエアは、ウェストミンスター寺院(イギリス国会議事堂)が目の前に見える場所に位置している、芝生に覆われた四角い広場です。このパーラメント・スクエア公園内には、首相経験者の銅像が並んでいて、世界でも有名な第二次世界大戦でイギリスを率いたチャーチル像も立っています。
この広場は、国会議事堂を手がけた建築家のチャールズ・バリー(Charles Barry,1795-1860)によって手を加えられているので、ウェストミンスターとも調和した広場となっています。
ウェストミンスター寺院
ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)は、イギリスのロンドンウエストミンスターにあるイギリス国教会の教会で、世界遺産(1987年)にも登録されています。イングランド王の戴冠式など王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されています。しかし、墓地としては既に満杯状態であり、新たに埋葬するスペースは既に無いとされています。
11世紀にエドワード懺悔王(Edward the Confessor)が建設して、1066年以降は英国国王の戴冠式が行われている場所です。1245年にヘンリー3世が再建を決めて、フランスの建築家を招いて、フランスのゴシック建築にならって現在の寺院を建て始めたゴシック建築が特徴的です。
聖マーガレット教会(The Anglican church of St Margaret)
ロンドン水族館
ウェストミンスター橋
1664年にはこの場所に既に橋がかけられていたという事です。ウェストミンスター・ブリッジは、ビッグベンからかかる橋です。夜になるとここからビッグベンや国会議事堂のライトアップも見ることが出来ます。ロンドンアイをこの橋から見る事が出来ます。
国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)
セント・トーマス病院
大英博物館
世界を代表する博物館の1つで、世界最大の博物館のひとつです。世界の珍しい展示品が700万点ほど収蔵されていて、そのうちの15万点ほどが展示されています。非常に規模の大きな博物館なので、1日で見終える事が難しいと言われています。来場者の半分以上が外国人と言われていて、外国語の案内も出ています。
常設部分は無料で公開されていて、気軽に中に入って展示品を見る事が出来ます。かつての大公開時代から世界中に軍隊を送り込んだイギリスによって、世界から略奪されてきた品々も数多くあり、それらの国々から返還請求が出されるなどしています。日本のものは数が少ないので、日本の企業と協力して日本部分が作られています。
ロンドン・アイ
ロンドンアイは、ロンドンの中心部に1999年末に開業した当時は世界一(直径135m、カプセル1個当たり定員25人)だった巨大な観覧車です。テムズ川沿いサウスバンクのジュビリー・ガーデンズ内にあります。建設から10年以上を経た現在では、テムズ川を代表する観光地として定着しています。