ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)は、イギリスのロンドンウエストミンスターにあるイギリス国教会の教会で、世界遺産(1987年)にも登録されています。イングランド王の戴冠式など王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されています。しかし、墓地としては既に満杯状態であり、新たに埋葬するスペースは既に無いとされています。
11世紀にエドワード懺悔王(Edward the Confessor)が建設して、1066年以降は英国国王の戴冠式が行われている場所です。1245年にヘンリー3世が再建を決めて、フランスの建築家を招いて、フランスのゴシック建築にならって現在の寺院を建て始めたゴシック建築が特徴的です。
