多くの女性は、お肌の状態が乱れると薬などを使って対策を行おうとする場合が多いですが、改善されない事が多いです。肌の状態が乱れている原因というのは様々ですが、その原因の多くが肌の乾燥で肌が弱った所に刺激が加わっている事によるものです。正常な肌の人でも、乾燥によって肌が弱ると、誰でも肌のトラブルが起こってしまうのです。
乾燥した肌に対して、ストレスを抱えていたり、睡眠不足など抵抗力が弱っていると、様々な刺激に体が反応するようになります。例えば、乾燥した肌だと寝るときに少し布団が汚れていただけで、かゆくなったりする事があります。いわゆる「敏感肌」になっている状態で、肌の防御機能がうまく働いていない状況です。
保湿が何よりも重要
肌荒れを起こす人の半分ぐらいの原因が乾燥にあるとされています。職場であったり、自宅などにおいてエアコンを付けっ放しにしていると、自分でも気が付かないうちに肌荒れの原因になってしまっています。病院に行って薬を貰っても治らない肌荒れなどの多くは、乾燥によるものが多いのです。
乾燥してしまった肌というのは、外部の刺激に非常に弱くなってしまうので、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。例えば、乾燥した背中ににきびが出来やすくなったり、肌の中にごみがたまって膨れ上がる粉瑠(ふんりゅう)になったり、ベルトなどが接触した金属アレルギーにもなりやすくなります。いずれもダメージを受けた弱った肌が原因の事が多いです。
肌の乾燥が老化の原因になる
肌が乾燥した状態になると、新陳代謝が活性化せず、肌にくすみ、黒ずみが残ってしまいます。結果として、お肌が老けた感じに見えてしまうようになってしまうのです。実際の年齢よりも老けて見える人というのは、肌が乾燥している事によって肌の新陳代謝がうまくいっていない可能性があるでしょう。
赤ちゃんの肌というのは、すべすべ、つるつるしています。人間というのは、年齢を重ねるに従って、肌も乾燥しやすくなっていくので、肌を老化させない為に常に乾燥に気を使う必要があるのです。
お肌を乾燥させない為に
お肌を乾燥させない為の対策としては、自分がいる部屋であったり、職場などにおいて保湿対策をしっかりと行う事です。職場などにおいては、自分のデスクの上に小型の加湿器を置いておく事で顔の肌の乾燥を防ぐ事も可能です。また、濡れたタオルを首にかけておくという事も有効であるとされています。
自宅で最も良い加湿の方法は、エアコンを出来る限り利用しないようにして、寝るときなどに加湿器を稼動させておく事です。夏に暑いから、冬に寒いからと言ってエアコンを付けて風を直接体に当てていたりすると、肌の乾燥が激しいものになってしまいます。部屋が狭い所でエアコンを長時間付けっ放しにしていると、肌のダメージが想像以上になってしまいます。
体調不良から来る肌荒れ
人間の皮膚というのは、体調の状態を表すシグナルでもあると言われています。お肌の状態が悪い時には、体全体の調子が悪くなっている場合が多くあります。体のバランスが崩れる原因としては、運動不足、食べ物の問題(栄養不足)、ストレス、睡眠不足などがあげられます。
特にストレスがかかると、皮膚が最初にシグナルを出して真っ先に皮膚の調子が悪くなります。例えば、顔や背中ににきびができやすくなって、それがいつまでも治らないような状況に陥ったりします。また、更に肌の調子が悪くなると、免疫力が低下して肌荒れしやすくなったり、怪我が治りづらくなったりする事もあります。
日焼け止めを絶対にぬる
疲れていたりストレスを抱えて、肌が弱っている時に日焼けしてしまうと、日焼けで肌が大きなダメージを受けてしまいます。肌の表面の防御機能が弱っている時に日焼けをするのは、肌にとって最悪の行為と言えるでしょう。肌が弱っている時には、特に日焼け止めを忘れずにぬることで、肌を防御してあげる事が大切になります。
日焼け止めの種類ですが、100円ショップで買うような安いものだと、逆に肌にダメージを与える可能性があります。薬局で買ったしっかりとしたものを利用するようにしましょう。また、日焼け止めで肌が白くなる成分が入っているものもありますが、日焼け止めに有効なので白くなるのを恥ずかしがらない方がいいでしょう。
3ヶ月で誰でも5歳若返る
皮膚のターンオーバー(新しい皮膚ができる)周期というのは、28日間(約1ヶ月)とされています。つまり、普通の人であれば1ヶ月ぐらいあれば、誰でも皮膚が入れ替わるのですが、今まで不規則な生活やストレスをためてきた人は、肌が入れ替わるのも順調ではありません。お肌が弱い人は、3ヶ月計画で自分の生活を見直してみると良いでしょう。
1ヶ月ほどで改善されない肌は、3ヶ月ぐらい計画をたてて健康的な生活をしていると大幅に改善される見込みがあります。特に12時前に睡眠をとって、朝から活動する事がもっとも大切になります。朝から活動する事によって、自然と1日の運動量が増える事になるので、ストレスを抱えにくくなるというメリットもあります。
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