単純接触効果で恋人を作る方法


心理学において『単純接触効果』というものがあり、会う回数が増えていくにしたがって、人間同士の安心感が生まれて、印象や好感度が増すというものです。
 
恋愛において、この『単純接触効果』を上手に利用できれば、恋人にしたいと思った相手と接触を重ねる事によって、相手が自分に対して好意を持ってくれる可能性が高くなります。『単純接触効果』を上手に利用して、恋愛を成功させましょう。

 
相手に頻繁に接触する
 
自分に好感を持ってほしい人がいたのであれば、短い接触を重ねる事で好感度を上げることができます。初対面で持っていた警戒心は、会う回数が増えるに従って少しずつ低下していく事になります。
 
人間というものは、接触回数が増えたものに対して「安心感」を持つ傾向があります。一緒に時間や空間を過ごした人であれば、少しずつ警戒心が薄れて相手を好ましく思うようになってくるということです。
 
実際に会う効果が大きい
 
LINEやメールを送って相手に自分を意識して貰うという事も出来ますが、LINEやメールの文章を送るだけでは、好感度を上げることは難しい事が多いようです。たとえ数分でも良いので、「直接会う機会を増やす」事が大事です。
 
学校・職場であれば、自然に異性に何度も接触する事ができるので、学校・職場などで恋愛に発展するカップルが多いのも理解できます。逆に言えば、合コンなどで会った人と付き合いに発展する可能性は、接触回数の点から言っても大きくないと言えます。
 
短時間の接触を繰り返す
 
直接会う場合には、会っていた時間よりも、会った回数が重要になると言われています。長時間を一緒に過ごすよりは、短時間でも良いので、相手と何度も会うようにした方が好感度が高まるとされています。
 
あまり知らない相手と長時間を過ごしてしまうと、相手の欠点も同時に見える事になってしいまいます。相手から恋愛感情を抱いてほしいのであれば、欠点が見えない程度の短い時間の接触回数を重ねる事が重要です。

 
遠距離恋愛が続かない理由
 
『単純接触効果の法則』は、遠距離恋愛が継続しない理由ともなっています。遠距離で彼氏・彼女とメールでやり取りをしていても、感情が大きく動く機会というものが少ないです。
 
遠くに住んでいて接触回数が限られている彼氏・彼女よりも、近くにいる異性を好きになってしまうのは、人間の自然な感情です。近くに居る異性に接触回数が増えれば、その人に恋愛感情を持つ可能性も高くなります。
 
単純接触のマイナス効果
 
単純接触効果は、一般的にプラスに作用すると考えられていますが、マイナス方向に作用する事もあります。異性の接触に対して、恋愛対象として意識した視点になると、相手のあら捜しを始めるので、接触回数を増やす事がマイナスになる可能性があるからです。
 
単純接触をマイナスにしない為には、1回会うごとにプラスのイメージを与える事が重要です。言い換えれば、外見・ファッションセンスなどが非常に重要になるのです。また、会話を多くしすぎず、情報を小出しにする事も大事になるでしょう。
 
1回ごとのデートの時間が長いようであれば、早めに恋愛として付き合わないと、相手に欠点を出す事になってしまって、異性としての認識を失わせてしまう結果になりかねないので注意が必要です。
 
先に嫌われるとヤバい
 
『単純接触効果』というのは、あくまで好き・嫌いの感情が生じる前の段階であって、もともと相手を嫌いと思ってしまうと、接触回数が増える事で更に嫌いになるという事になりかねません。
 
相手の異性が自分に対して異性としての感情が無い状態であるにも関わらず、マメに連絡されたとしても、「単なる迷惑」と感じるだけになってしまいます。相手と接触を重ねた時に「異性として認識させる」というテクニックが重要になります。目線、言葉遣い、外見などが大事になります。
 
おわりに
 
『単純接触回数の法則』というのは、接触回数を増やせば、異性を安心させて恋愛に発展させる事ができるというものでした。異性と少しの時間を多く共有する事ができれば、恋愛感情を持ちやすくなるという事です。
 
その一方で、異性としての感情を持たないうちからガンガン連絡を取ったりすると嫌われたりする危険性があります。恋人として付き合うのであれば、メール・LINEなどの連絡を最低限にした上で、早めに恋人同士になる必要があるという事でしょう。
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