リージェント・ストリート (Regent Street)


リージェント・ストリート (Regent Street)はロンドン中心部、ザ・マルからピカデリー・サーカスとオックスフォード・サーカスを経て、All Souls教会までを繋ぐ、弧を描く美しい曲線が特徴の大通りの名称です。ロンドン有数のショッピング・ストリートとして、オックスフォード・ストリートやボンド・ストリートと並んで、世界的に有名な通りとなっています。最寄り駅は南側のピカデリー・サーカス駅または北側にあるオックスフォード・サーカス駅となっています。
 
この大通りは19世紀初頭に産業革命が起こった時のロンドンの人口増加を受けて、ロンドンの中心がシティから次第に西へ拡大した時に計画されたものです。リージェント・ストリートは大規模な都市計画の先駆で、ジョルジュ・オスマンによるパリ改造にも影響を与えたと言われています。
 
なお、このリージェント・ストリートは当初から大規模なショッピング・ストリートとして設計されているので、居住スペースが設けられたことがありません。リージェント・ストリートのすべての土地・建物は、イギリス王室の不動産を管理する会社であるCrown Estate社が独占管理している。リージェント・ストリート全体がイギリス王室の関連資産ということになり、王室の重要な収入源になっていると予想出来ます。またリージェント・ストリートの建物はグレード1または2に指定されており、法律により保護されています。
 
世界中の観光客をを集める通りになっているので、数多くのブランドショップの旗艦店が集中しています。例えば、日本のユニクロなどもイギリスの旗艦店として出展しています。アップルストアの世界最大規模の直営店もあります。ザラ、ギャップ、H&Mなどのファーストファッションショップが多いです。
 

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