トラファルガー広場(Trafalgar Square)は、ロンドンのウェストミンスターに存在する広場です。1805年のトラファルガーの海戦を記念して造られたものです。当初はウィリアム4世広場という名前だったが、建築家のGeorge Ledwell Taylorの提案によってトラファルガー広場となりました。
トラファルガーの名は海戦があったスペインのトラファルガル岬に由来するが、元々はスペインに進出したアラビア人がタアリフ・アルガル(洞窟の岬)とアラビア語で呼ばれていました。この広場は、エドワード1世の時代には王家の厩でした。1820年代にジョージ4世が建築家のジョン・ナッシュにこの地域の再開発を依頼して原型が作られ、1845年に現在の形となりました。またこの広場は政治演説をする人が多いことでも有名で、週末には何らかの集会が行われていることが多いです。
中央に噴水のある広いスペースで出来ておりナショナル・ギャラリーの入り口へ続く階段がある。以前は噴水周辺は四方を道路に囲まれていたが、ミレニアムを記念したさまざまなロンドン改造工事の一環として、建築家ノーマン・フォスターの監修で道路の一つがふさがれ、ナショナル・ギャラリーから噴水までが大きな広場となった。
ネルソン提督の記念碑(ネルソン記念柱)は、噴水の隣に巨大な4頭のライオンのブロンズ像に囲まれて建っています。広場の北側はナショナル・ギャラリー、東側はセントマーティンズ教会があります。また、南東方面はアドミラルティ・アーチに隣接しています。南はホワイトホールとサウス・アフリカ・ハウス、北はチャリング・クロス・ロード、西にはカナダ・ハウスがあります。