ドミノ・ピザ(Domino’s Pizza, Inc.)は、アメリカの宅配ピザチェーン店。現在世界の60カ国で10,000店舗以上を展開している
1960年、アメリカのミシガン州イプシランティの学生街にあった「ドミニックス・ピッツァ」という小さなピザショップを、創業者のトーマス・S・モナハンが買収した。これが、ドミノ・ピザの始まりである。 「手作りならではの味を食卓へ届ける」、「30分を超えた場合は50セント引き」というシステムが、アメリカでたくさんの支持を集めた。このシステムは、アメリカだけでなく、アジアやヨーロッパ、オーストラリアなど、世界中で親しまれている。 現在の本社は、ミシガン州アナーバーにある。
日本では株式会社ドミノ・ピザ ジャパンが展開。 同社は、本家の米国ドミノ・ピザ社とフランチャイズ契約を締結して、1985年(昭和60年)9月30日に東京・恵比寿で1号店をオープンした。その後は様々な宅配チェーンが参入しているが、宅配バイクや厨房機器など店舗運営システムの多くは同社が日本で最初に導入している。
1985年(昭和60年)に日本国内で営業開始したばかりのドミノ・ピザに浅野秀則(後にピザーラを展開する株式会社フォーシーズ社長に就任)がフランチャイズ加盟申請するも直営店主義を理由に断られ、浅野は自ら宅配ピザチェーンを設立することを決意し、1987年(昭和62年)4月に東京・目白で1号店をオープンしたのがピザーラが誕生したきっかけである。