日本においては、出産・子育てコストが異常にかかるので、『それなりの年収の人と結婚したい』という願望を持っている女性は多いです。その一方で、男性の平均年収はどんどん下落しており、30代で300万円台という年収も珍しくありません。
男性の年収低下が結婚を難しいものにさせており、50歳以上で未婚の生涯未婚率は、2015年の時点で既に男性23%、女性14%に達しています。男性の5人に1人が生涯未婚、女性の7人に1人が生涯未婚という結婚しづらい社会が形成されています。
男性への要求が高い
男性の平均年収から考えて20代男性300万円台、30代男性で400万円台もあれば、男性として平均的な年収と言えます。しかし、最近の女性はこの年収で満足せず、年収500万円!と言ってみたりします。年収500万円は、今の20代~30代の水準には合っていません。
男性への要求が高すぎる女性は、結婚を逃す典型的な女性になってきます。もっと良い人がいるはずと言って探し続けますが、そもそも婚活市場にそんな良質な男性がきておらず、女性の方が年齢を重ねて結婚できないという状況に陥ります。
婚活の時間ロス
婚活パーティでは、非常に大切な時間のロスが大きくなります。何年もかかって婚活パーティに参加していると、それだけで年齢がどんどん高くなっていくので、焦りもそれだけ大きくなっていきます。人によっては、結婚する相手が見つかるまでに3年以上を要する人も珍しくありません。
半年でお相手がすぐに決まれば良いのですが、3年もかかると年齢がそれ分だけ高くなって不利になります。婚活の時間ロスを少なくするために婚活だけではなくて、社会人サークルなどを活用して出会いを増やすのも良いでしょう。また、シェアハウスに居住して接触を増やすという事もありでしょう。
30代の婚活は厳しい
20代の時と違って、30代になると婚活の厳しさというのは倍増してしまいます。30歳から良いお相手を見つけて、それから結婚して・・・となると、出産年齢が33歳を超えてしまう事になります。33歳を超えて相手を見つける事は、本当に至難の業になります。
男性であれば、36歳~38歳ぐらいまで売れ時にできますが、女性の場合には、31~34歳ぐらいまでが売り時として限界で、35歳を超えるともうどうしようもない状況に陥ってしまいます。
女性の要求が高くなる事実
婚活市場に限定すると、女性の価値=年齢という事になりますので、若ければ若いほど価値が高いという事になります。それに反比例して、女性の要求が毎年のように高くなっていく傾向があるとされています。特に年収では、高学歴の女性ほど結婚できない生涯未婚率が高くなる傾向があるとされています。
30代後半の女性は、相手がフリーターでも良いぐらいの覚悟が必要です。結局、女性が不通と考える男性は、30代後半の女性を相手にする事はほとんどないからです。