アメリカのユナイテッド航空で飛行機に警備員が乗り込んできて、乗客をボコボコにして引きずり降ろした映像が世界中に配信されて多くの人が恐怖を覚えました。引きずり降ろされたのは、アジア人医師であり、診療を控えていたので飛行機を降りる事を拒否した結果、警備員が乗り込んできて無理やりに引きずり降ろしたのでした。
アメリカ系の航空会社を選ばない
アメリカ系の航空会社は、警備員が乗り込んできて引きずりおろしたところで合法であり、それがマニュアルに書いてあったりします。一方で、日本の航空会社であれば、そのような規定がないので、そもそも乗客を引きずり降ろすという事はありません。オーバーブッキングになったとしても、日本の航空会社というのは、特典を与えてボランティアを申し出て貰う形になっています。
簡単に言ってしまえば、世界で最も強引に運行しているアメリカ系の航空会社さえ選ばなければ、今回ほど強引に引きずり降ろされる事はないという事になります。アメリカ系ではなくて、日系の航空会社が最も安全で、ヨーロッパ系、アジア系でも大丈夫でしょう。
乗継便を予約する
乗継便でどこかを経由して目的地に行く場合には、航空会社の方でも調整がメンドクサイので、強引に引きずり降ろす対象外にされる可能性が大きくなります。航空会社としても、乗継便の客を引きずり降ろしてしまうと、次の経由地からの航空便で空席を出したり、他社の航空便に迷惑をかけてしまうので、このような人をなるべく選ばないようにします。
乗継便を利用しているというだけでオーバーブッキングで引きずり降ろされる可能性を相当に軽減出来る事になるので、乗り継ぎでも良いという場合には、出来る限り乗継便を利用しましょう。
事前に座席指定をしている
事前に航空会社のオンラインで座席指定をしている場合には、強引に引きずり降ろす対象外になる可能性が高いです。何故ならば、最初から座席を指定して予約しているのに『オーバーブッキングで座れませんでした』というのは、航空会社に問題があるのは明らかで、予定などに遅れる場合に別の損害賠償のリスクが生じる可能性があるからです。そのようなリスクを回避する為に、航空会社は事前に座席指定している客を引きずり降ろすことはあり得ないでしょう。
混雑していると考えられる便を選ばなければ、オーバーブッキングは起こらないですが、万が一にも混雑してそうな便を予約する時には注意しましょう。