貧困が問題であると書かれている本であったり、ワーキングプアの問題点を指摘する社会問題の書籍が沢山出版されています。そのほとんどは、貧困の問題を指摘する事でぼろ儲けしようとしている貧困ではない人が書いた書籍であり、『単なる貧困者からの搾取本』となっている現実があります。
貧困が問題である事を論じるよりは、そこから脱却する方法を考える事が大切です。
貯蓄ができない世帯の増加
日本では、バブル(1990年)以前のように労働力だけで少し余裕がある生活をしたり、貯金をしたりすることは既に難しくなっています。それは、正社員であっても賃金が下落して苦しい状況にありますし、派遣社員、アルバイト、フリーターでは、働いても貯蓄するどころか、将来設計を組み立てる事が不可能です。
大企業の正社員になる事である程度の収入を得るか、自分で事業をして収入を得るかを選択しない限り、貯蓄すら難しい現実があります。日本人の平均貯蓄率は、2015年頃からマイナスを記録しており、日本人が貯蓄を切り崩して生活している事が明らかになっています。
最初にテレビを捨てる
テレビを保有している人は、テレビを捨てる事が貧困を抜け出す第一歩になります。テレビを保有している事で、大切な自分の時間を浪費している事になります。テレビを見て知るニュースのほぼ全ては、自分の人生に何もかかわりがないもので、知らなくても良い事ばかりです。テレビを見る時間があれば、その時間で何かを学習したり、仕事をしたりすれば、もっと人生が豊かになる事は間違いありません。
テレビを捨てて、もっと有意義に過ごせる時間を探しましょう。例えば、本屋さんで本を購入して、じっくりと読書するのは、テレビを見るよりも自分なりの知識が身に付くので有意義に過ごせる時間になります。
資産を持つ事が大切
バブルの時代までは、日本は工業製品を世界中に販売する世界の工場としての地位がありました。今では、中国が日本に代わる世界の工場となっています。そのような状況において、資産は、工場の固定資産から、見えないデータ資産へと移行期にあります。言いかえれば、データを保有していれば、資産を保有しているのと同じことになります。
今では、誰でも『ブログのアフィリエイトで稼ぐ』という稼ぎ方をする事ができます。最初にブログサイトなどで広告主と提携できるA8.net に申し込んでアフィリエイトを始めましょう。最初のうちはなかなかお金になりませんが、沢山の記事を書いていくうちに少しずつお金にしていく事ができる『資産の蓄積』になります。
真面目に勉強をする
真面目に勉強をしないで、『楽して稼ごう』としても、世の中にうまい話はありません。簡単に儲かる話は存在しないので、自分で真面目に勉強をして、能力を高めていく事が大切になります。真面目に勉強をする事が貧困を抜け出す最も良い方法である事は、昔から同じです。
懸命に働いたところで報われるかどうかは分かりませんが、一生懸命に勉強すれば、ほとんどの場合に報われます。読書を行ったり、語学力を磨いたり、何かを学習しようという気持ちを常に持ち続けて勉強を続ければ、5年後、10年後に今の所得よりも高い所得があげられるようになる事は間違いないでしょう。
海外で楽しく暮らす
海外で暮らすというのも、貧困を脱出する1つの良い方法です。例えば、多くの日本人がタイに行って暮らしています。タイで暮らすには、田舎で5万円以下、都会のバンコクで10万円以下で日本よりも良い暮らしをする事ができます。最近では、日本でいく分のお金を貯めてタイに『脱出』する人も増えてきました。
気を付けなければいけないのは、貯めたお金がなくなる可能性を考える事です。タイの物価は、毎年のように上昇しており、数百万円のお金があったとしても、使い果たしてしまう可能性があります。また、医療の問題もあって、病気になったりすると、満足な医療を受けられない可能性もあります。