失敗しない賃貸物件の選び方


ずっと生活するお部屋は、出来るだけ快適に過ごせる場所を選んでおきたいものですね。賃貸物件の選び方を知らずに予備知識ゼロで不動産屋に行った場合には、不動産の選び方を間違えて、その後の何年にも渡る自分の生活に影響してくる可能性があります。賃貸物件選びは、事前に知識を付けてから探しましょう。



物件選びに時間をかける

物件選びに焦れば焦るほど、物件を選びで失敗する可能性が高くなります。先ずは、1社の不動産仲介業者だけで選ぼうとすると失敗するので、2、3社の不動産業者を見て回る事をお勧めします。また、不動産業者の車に乗って物件を見た後でも、絶対にその場で決めたりする事をせず、後から自分で周辺を歩いてチェックを行うなど、自分で十分に調べてから契約する事が必要です。人生の中で何年も住む可能性のある賃貸物件ですので、時間をかけて慎重に選びましょう。

不動産屋に事前のアポで情報を伝える

不動産屋に飛び込みで行くよりも、事前に情報を伝えて物件を探して貰った方がスムーズに運びます。先に自分の物件に対する要望であったり、自分の現在の状況などを詳しく説明しておいて、アポイントを取っておきましょう。そうする事で、アポイントの時間に行った直後から物件案内をして貰えます。

譲れない条件で優先順位を付ける

人によって好みは異なりますが、どの条件が自分にとって重要かの優先順位を付けていく事は必要です。その条件を不動産屋さんに伝える事によって、スムーズに不動産物件を探す事が出来るようになります。例えば、(1)家賃がいくら以内(2)何とか駅に近いほうがいい(3)南向き(4)バストイレ別(5)築何年以内(6)広さがどれくらいの物件などです。

部屋の向きのメリット・デメリットを知る

賃貸マンションで特に注意して見たいのは「日当たり」です。日当たりが良ければ、部屋の中でも快適に過ごす事が出来ます。部屋を見学する際には、必ずどちらの方向に窓、バルコニーが向いているかを確認する必要があります。提示された図面は間違いもあるので、実際に下見の時に方位磁石を持っていくなどして自分で方向を確認する事が大切になります。

東向き・・・・朝日で目覚める事が出来て、午前中に日が当たり続けます。
南向き・・・・日が当たる時間が一番長くなって人気です。
西向き・・・・午後に日が当たり、東向きより暖かいとされています。
北向き・・・・真北だと日は当たりませんし、人気ありません。

人気の順序は、南>東>西>北となります。
南東>南>南西>東>西>北東>北西>北

マンション型の各階の特性を知る

賃貸物件を決める際には、各階の特性を知る必要があります。人気があるのは、

1階・・・・出入りが便利で家賃が安いが、日当たり、セキュリティなどが問題
中層階・・・日当たりが期待出来て、1階のセキュリティ問題もクリア出来る
高層階・・・見晴らしOK、虫が入りづらい、セキュリティ高いなど人気で家賃高い、1階まで時間がかかる

周辺の情報を良く調べる

新しい場所に住む場合には、駅から近い、遠いと言った便利さだけではなくて、周辺の環境や治安についても十分に知っておく必要があります。インターネットで地図を眺めてみたり、周辺情報について検索してみたり、自分で周辺を歩いて周辺の環境をチェックする事も有効です。1つの地域にあまりこだわりすぎると失敗する原因になりますので、複数の地域を比較してみると良いでしょう。

契約時に準備しなければいけないお金

契約する時に準備しなければいけないお金は、平均的な賃貸の場所で「家賃の6か月分」と言われています。最初に大きなお金が準備出来ないようでしたら、敷金・礼金ゼロの場所を選んだり、マンスリー型の賃貸物件を選ぶという方法もあります。

不動産仲介手数料・・・・1ヶ月×消費税
礼金・・・・2か月分(返済なし)
敷金(保証金)・・・2か月分
前家賃・・・・家賃+管理費約1か月分
火災保険料の1-2万円
(その他、引越し費用も必要になる場合も)

上記を全て知っていれば、賃貸物件を選ぶ時に大きな間違いを避ける事が出来ると思いますので、実践してみて下さいね。

カテゴリー: 

関連記事


関連記事