アパートを借りると、敷金・礼金がかかってしまいますし、保証人が必要であったり、保証会社に余分にお金を払わないといけないなど、日本(特に東京)のマンション・アパートの価格の高さは世界一とも言われています。ニューヨークと比較して安いなどと言われる事がありますが、日本の場合には『確実に家賃を払う保証人制度』があるので、その部分が家賃以上のネックになる場合が多いのです。例えば、失業中、外国人などが借りられる物件などというのは、非常に限定されたものになってしまいます。
そこで提案されるべきなのが格安のホテルに宿泊するという方法です。格安ホテルでは、敷金・礼金がかからな上に保証人が必要ないという大きなメリットがあります。また、いつでも入居出来て、いつでも退去できるというメリットもあります。
格安ホテルに長期滞在する条件
格安ホテルに長期滞在する為には、それなりの条件が必要になるでしょう。特に大事になるのが、家賃水準、そして個室が確保できるということです。いくら安くても、個室が確保できなかったり、清潔感がないのでは困ります。最低限の条件を整えたホテルを探す必要があるでしょう。
アパート・マンションの代りにホテルに宿泊する場合には、そのような用途をホテル側でも想定しているホテルが良いと言えるでしょう。1人シングルルームに個室が確保されていて、アクセスが良いというのが必修の条件になります。また、場所によって大浴場が付いていて、体が清潔になる場合もあります。大浴場があれば、それに越したことはないですね。
1、個室が確保されている(重要)
2、月額10万円以下で宿泊可能
3、清潔感がある
4、都心からのアクセスが見込める
都心の激安ホテルを上手に活用
都心の激安ホテルとして有名どころとしては、北千住エリアにあるホテルがあります。例えば、ホテル アクセラが1泊3000円(月額9万円)で宿泊する事が可能です。狭いながらも清潔な個室が確保されていて、ホテルとして最低限の機能は整っていて、テレビ・布団が付いています。緊急避難的に利用する場所としては、最適な環境と言えるでしょう。
都心からの距離も非常に近いものがあり、ホテル アクセラは、北千住駅から徒歩15分ほどの場所のあります。北千住は、上野駅に直通で10分で到着できる立地条件の良い場所です。どうして北千住エリアが安いかと言えば、1945年3月10日にあった東京大空襲でほとんどが焼けてしまって、戦後に日雇い労働者の『ドヤ街』として発達した背景があるからです。こういった背景もあって、この地区には、格安ホテルが多く立地しているという傾向があります。
横浜で格安ホテルを狙う
横浜で格安ホテルを狙えば、都心よりも立地条件が良くて快適に過ごせるホテルを狙える可能性があります。例えば、ベストウェスタン横浜は、横浜駅からもほど近い場所にあって、世界最大規模のホテルチェーンで素泊まりであれば、5000円~8000円で宿泊する事ができます。外観・サービスの質を考えると、このぐらいのホテルを狙えば、かなり快適に過ごせる事は間違いないでしょう。
また、コンフォートホテル横浜関内は、米国最大チェーンのビジネス系ホテルですが、5000円で簡単な朝食付きプランが提供されています。立地条件も横浜みなとみらい地区のど真ん中で、どこに行くにも簡単にアクセスできる立地になっています。横浜を何日かかけて楽しみたいから安く宿泊したい場合であったり、シングルで宿泊する時には、こういったホテルの利用が良いでしょう。