水道料金を大幅に節約する方法


水道料金は、毎月の固定費として、家計に大きく影響してきます。住んでいる自治体や世帯によって水道料金は異なりますが、水道料金が高い自治体に住んでいる世帯の方であれば、毎月1万円以上の出費になっている方も珍しくはないでしょう。節約の仕方を覚えて、実践していく事によって、毎月の水道料金を大幅に削減ます。以下に簡単に出来て、かつ大幅に節水出来る方法をまとめてみました。

トイレの洗浄水を節約する

トイレの洗浄一回あたり10リットル~15リットルを使用していて、1回洗浄する度に2.4円~3.6円ほど利用しているそうです。平均的な世帯においては、1日当たり数十円、月額数百円ほどトイレの洗浄に使っている事になります。小さい方であれば、お風呂の残り湯などを利用して流してしまえば、節水も出来て清潔も保つ事が出来ます。

また、大きい方であればタンクにペットボトルを沈めて節約するという方法もありますが、沈めるのは本当に小さいボトル程度にしましょう。何故なら、タンクの水の量は汚物の水を排水溝まで流す量で設計されているので、勝手に調整したりすると水圧が弱くなって「配水管に汚物が詰まる」のです。排水溝に詰まると修理が必要になる場合もあるので、勝手に水量の調整は危険です。家でトイレに行く回数を減らして、外で済ますようにするのも家庭の節水に大変役立ちます。


お風呂の水を節約する

お風呂は、毎日大量の水を使う場所となりますので、節水すれば短期間でかなりの節約効果を見込む事が出来ます。先ず、シャワーについては、流しっぱなしにせずに頻繁に止めるように心がけて使います。お風呂のシャワーを節水型にするだけで、シャワーの水はかなり節約する事が出来ます。

また、シャンプーなどをした後には、泡は先に取ってから流すようにする事で、シャワーの時間を短時間にする事が出来るようになります。浴槽に水をためて入る場合には、浴槽の中にペットボトルのようなものを沈めて入れば、浴槽に肩までつかりながらも水を節約する事が可能になります。


お皿を洗う水を節約する

ほとんどの家庭でお皿を毎日洗うことになりますが、この時に大量の水を使うことになります。汚れたお皿は、必ず前の日、仕事に行く前などに洗剤が入った水に漬けて、あらかじめ汚れを取っておきましょう。あとは、お皿に付いている汚れについて理解する事が重要になります。油汚れなどは、前日から洗剤につけておくなど、洗剤やお湯を使う事が有効になります。しかし、卵や牛乳、肉や魚などたんぱく質の汚れは、お湯で洗うと硬くなるので、水で洗った方が良く落ちます。

水道料金の安い自治体に引っ越す

水道料金は、自治体によってかなりの差があります。10m3(1万リットル当たり)の料金は、全国で一番安い富士河口湖町(山梨県)で335円、新潟東港臨海水道企業団(新潟県)で5376円となっています。全国で低料金上位10位の自治体は、1万リットル当たり335円から530となっています。逆に全国で高料金上位10位の自治体は、1万リットル当たり5376円から2850円となっています。何とその差は10倍ほどにもなっています。これほど水道料金が異なるのであれば、長期的に住むと非常に大きな差になりますので、引越しをする時に自治体の水道料金もチェックしておいた方が良さそうです。

 

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