日本はバブル崩壊後はずっと不況の状態が続いています。今の業績が良い企業であったとしても、人員削減、リストラなども人事ではなく、明日は我が身の事かもしれません。多くの企業で業績が悪化して給料が下げられ、それでも先の見えない会社に居るというのは、非常に苦痛を伴うものです。会社から「辞めてくれ」と言われる前に、先に自分が辞める方法をじっくりと考えておく方が得策であると思います。
朱に交われば赤くなり、関わり続ければ黒くなる
自分の会社がこれからもやばそうだと感じた場合には、さっさと逃げる方法を考えた方が良いでしょう。固定観念に縛り付けられて、その会社でなければ自分がやっていけないと思うのは大きな間違いです。会社というのは世の中に幾らでも存在していますし、正社員になれなくともアルバイトで生計を立てている人も沢山います。また、実家がある方でしたら、自分の実家に帰郷して生計を立て直すという方法もあるかもしれません。
会社を辞めた後にする事を考える
最初に会社を辞めた後にする事について考えなくてはいけません。転職して新しい会社で働くのか、海外に留学するのか、自営業や会社を登記して開業するのか、公務員試験の予備校に入るのかなど、様々な選択肢の中から自分の目標を決めて選択する必要があります。いずれの選択を選んだとしても、準備にはかなりの時間がかかります。
早めに決断する事が重要
誰しも年齢は毎年上がっていくものです。転職などで新しい職場を探すにしても、働く年齢というものが非常に重要になってきます。特に30歳を過ぎた頃から転職は厳しくなりはじめて、35歳ごろを過ぎると更に厳しさを増すと言われています。現在の会社の5年後がどうなるか分からないと感じた場合には、自分の年齢が少しでも若いうちに行動を開始していく事が重要になります。
会社が傾いてからでは遅い
会社が傾いてから転職活動を開始するとなると、次の仕事を探す時間が制限されていたり、条件が良くない仕事に就かなければいけなくなるかもしれません。自分の感覚で会社の今後がやばそうだと感じたならば、早めに転職活動を開始した方が良いでしょう。会社が自分を完全にリストラする前に、自分で行動を起こしてしまう事が大切になります。
「ブラック会社」、「俺」、「限界」でググル
最初に自分の会社が本当に最低、最悪の会社なのかどうかを考える必要があります。会社を変更して、状況がもっと悪くなってしまう可能性なども考えて、多少なりとも情報を収集しなくてはいけません。とりあえず、2007年11月から12月にかけて2chで展開された「ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない」というスレッドから派生した書籍を読む事をお勧めします。ちなみに2009年11月にはドラマ化されています。