アボガドは、「森のバター」などとも呼ばれていて、栄養価が高くてヘルシーな果実として人気が高い食品です。アボガドの果実は、甘い感じがほとんどしないので、サラダなどに良く利用されます。
アボガドの歴史は、南アメリカのインカ帝国などからアメリカに伝わって、その後にヨーロッパ、オーストラリアなどに伝わったという事です。島国の日本には、100年ほど前になって入ってきたとされています。
おいしいアボガドを見分ける
おいしいアボガドは、脂分が20%を超えるというので、ツヤがありふっくらしているものを選ぶのが正解です。アボガドを購入する時には、しわしわのもの(酸化により風味が落ちている)を選ばないように注意しましょう。
アボガドは、7-8月に出回るものが油の乗りがとても良くて、ねっとりした味わいが高くなります。逆に9-10月頃に出回るアボガドは、熟しづらいので酸味が強くなって味が悪いです。
アボガドを熟させる
アボガドを購入したら、自分で熟させるとおいしく頂く事ができます。アボガドの皮の色が緑色から黒くなるにつれて、実も柔らかくなっておいしくなります。常温では、1日放置するだけで黒くなって、3日もすれば食べ頃となります。
熟させすぎると味を落とす事になってしまいます。熟させすぎたアボガドは、アボカドディップやポテトサラダなどにして食べるとおいしく頂く事もできるので、食べ方を工夫してみましょう。
わさび醤油で食べる
アボガドは、日本では「わさび醤油」で食べるのが人気があります。アボガドにわさび醤油を付ける事によって、まるで寿司ねたになるお魚の「トロ」に似た美味しい味になるというのです。実際に試してみると、柔らかな風味がわさび醤油と良くあって、おいしい味を楽しめます。
おわりに
アボガドは、栄養価が高くて様々な料理にも応用できる食材です。他の果物では感じられない不思議な味は癖になります。アボガドの食べ方を良く知っておいて、日頃からおいしく頂けるようになりたいですね。
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