クレジットカードを安全に利用する方法

しかしながら、クレジットカードは、使った分だけ返済しないといけないので、しっかりと管理しないと返済できなくなってしまいます。クレジットカードを安全に利用する上で注意する点についてみておきましょう。

 

 

クレジットカードは、カードを作った時に｢支払いを滞りなく行います｣という契約を行って、｢個人の信用｣の範囲内において短期にお金を貸して貰うシステムです。クレジットカード会社は、一括払いの場合には、店舗からの手数料として数％を受け取り、分割払いやリボ払いでは顧客から手数料を受け取る事をビジネスとしています。



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カードの利用方法で注意
 

 

クレジットカードは、銀行口座に全く残高がなくても使えてしまいます。しかし、実際には短金の借金なので、すぐに返済しなくてはいけなくなります。銀行口座に残高がない状況で使って、万一にもお金が銀行に振り込まれたら借金返済ができない事になってしまいます。

 

クレジットカードを利用して、後から｢銀行口座にお金が入って無かった｣という事態を引き起こすと、個人の信用に傷が付く事になります。次からクレジットカードを作りづらくなったり、住宅ローンで借り入れが出来なくなったりする可能性が出てきます。

 

 

クレジットカードを利用する場合には、全て手数料のかからない｢一括払い｣を行うようにしましょう。分割にしたり、リボ払いなどにすると、手数料や金利などが上乗せされて、支払う金額が増えてしまいます。クレジットカードを利用する時には、必ず｢一括払い｣で支払う予定でクレジットカードを使うようにしましょう。

 

 

クレジットカードを数多く利用していると、自分でもいくら利用したか分からなくなる場合があります。クレジットカードの引き落としの時になって、銀行口座の残高が不足していたりすると大変ですので、利用金額をしっかりと把握する必要があります。

 

クレジットカードを利用した分は、ノートにメモしておくなどして、合計金額をしっかりと把握しておきましょう。最近では、オンラインで金額をチェックする事も出来ますので、オンラインで頻繁にチェックするのも良い方法です。

リボ払いに注意
 

 

リボ払いは、毎月一定の金額を支払えば、支払いを先延ばし出来るという便利なシステムです。例えば、10万円の買い物をしたとしても、毎月の支払いは1万円で済んでしまいます。しかし、多くの人が次の月もクレジットカードを使うので、借金が気づかないうちに積みあがる危険があります。

 

 

リボ払いを行った場合には、残高には特に注意する必要があります。2010年12月に思考された改正割賦販売法で、リボ払い・分割払い残高が｢信用情報機関｣に登録される事になりました。リボ払いの残高が増えすぎると、新しいカードが作れなかったり、新たに借り入れが出来ないなどの状況が起こります。

 

リボ払いする残高が月収を超えた場合には、クレジットカードをそれ以上利用しないようにするなど、特に注意する必要があるでしょう。リボ払いの残高が膨らめば膨らむほど、返済が困難になるばかりでなく、支払う金利（年利15％）が大きな負担になるからです。

クレジットカードで破産しない為に

・キャッシングを使わない

クレジットカードには、お金をいつでも引き出せる「キャッシング機能」が付いています。このキャッシング機能は、お金が銀行にない時などの緊急時にお金を引き出すことは可能ですが、使ったお金はすぐに返済しなくてはいけません。普通は誰もが「給料日などのあて」があってキャッシングを行うのですが、運が悪く急な葬式や付き合いなどが発生した場合には、返済できない事態に陥ってしまいます。

キャッシングの場合には、ショッピングよりも更に気軽に利用できてしまうので、多重債務になりやすいとされています。日頃から「買い物を控えて我慢する」など、銀行口座に余裕を持っておく事が大切になります。

・多重債務になる前に手を打つ

リボ払いの為に複数のカードを持つなど、事態が深刻化(多重債務になって)してから、国の相談窓口などを訪れる人が増えているそうです。多重債務になって、自分の収入ではどうにも返済できなくなると、自己破産などしか方法がなくなってしまいます。事態が深刻になる前の段階で、周囲に相談しておくなど、出来る対策をしっかりと取っておきましょう。
 

 

クレジットカードは、海外旅行などの時にも大活躍するので、非常に便利なものです。しかし、クレジットカードの使い方を間違えてしまうと大きな借金を抱え込む可能性も秘めています。大人として、自分のお金の管理をしっかりと行う事で、クレジットカードを上手に使いこなす事が大切です。