東京から箱根にアクセスするには、新宿から箱根までの特急列車である『箱根ロマンスカー』を使うことがお勧めです。ロマンスカーを使えば、新宿から箱根湯本まで料金2000円ほどで、1時間30分ほどで到着する事ができます。箱根ロマンスカーは、車窓などから景色が見えるように工夫されているので、新宿から乗って、箱根湯本までの旅を満喫する事ができます。
新宿⇒箱根湯本運賃 小田急850円(特急券 870円)、登山線300円となるので、新宿から箱根湯本まで、大人一名2020円となります。
・東京駅から箱根(小田原)にアクセス
東京駅方面から箱根にアクセスするには、東京駅から小田原駅まで新幹線を使う方法が早いです。新横浜駅から小田原駅までは、僅か15分(乗車券970円+特急券980円)と、小田原駅から箱根湯本まで15分(310円)という事で、横浜に宿泊していれば、30分〜45分ほどで箱根に到着する事ができます。旅行を横浜と箱根をセットにして考えるのも良いでしょう。
東京駅から東海道線を使って、小田原駅にアクセスすると1時間30分ほどかかります。これでも『箱根ロマンスカー』を使うのと同じぐらいの時間なので、東京駅方面から乗っていく人は、こちらを使うのも良いでしょう。旅行気分を楽しみたいということで、わざわざ箱根ロマンスカーを使う人もいますが、東京ー小田原乗車券だけであれば、1500円ぐらいで済むので安くなります。
箱根ナビより引用
・小田原から箱根湯本へ
電車で箱根に入るには、小田原駅を経由して、箱根湯本に行きます。小田原駅から箱根駅までは、箱根登山鉄道を利用します。箱根湯本までは、310円で、多くの乗客が箱根湯元で下車して散策を楽しみます。また、箱根湯本の周辺にあるホテルも多いです。そこから更に登山鉄道に乗ると、箱根の山の中にあるホテル・観光スポット・美術館などにアクセスする事ができます。
画像:小田急電鉄
箱根の美術館を巡る
箱根には、本当に沢山の美術館があります。その中でも箱根のデート旅行で特に知っておきたい「素敵な美術館」と美術館に併設された「レストラン&カフェ」をピックアップして紹介します。箱根の美術館は、箱根の自然とマッチした個性派の楽しめる美術館が多くて、美術館に併設されたカフェ・レストランも充実しています。東京・横浜から日帰りも可能な場所にありますが、出来れば周辺のホテルに宿泊してゆったりと楽しみたいですね。
・箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館は緑豊かな箱根仙石原にある日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館です。箱根に来たら外せない外観、内部の展示品ともに素敵な美術館です。箱根の美術館で最も人気があるレストランのひとつです。その建物の雰囲気も素敵で、何よりイタリア人歌手によるカンツォーネの生演奏が最高です。 誰もが知っているCMでお馴染みのあの曲なども演奏するので、カンツォーネに馴染みがなくても大丈夫です。美術館も素晴らしいですが、レストランも最高です。
・星の王子さまミュージアム
1999年にオープンしたミュージアムで、フランスのサン=テグジュペリが描いた世界「星の王子さま」をテーマにした世界で唯一の美術館です。建物の外観がとても可愛らしく、中の展示品も「星の王子さま」を良く知らなくても楽しめるような工夫がされています。星の王子さまミュージアムに行ったら、ル・プチ・プランスというカフェレストランに立ち寄りたいですね。フランス料理に少しアメリカンが混じったようなメニューで工夫されています。レストランは、入場料が不要です。
・彫刻の森美術館
日本でも珍しい屋外に展示品がある美術館です。自然の中を散策する気分で、常に新しい発見があるので、飽きることなく楽しめます。美術品を見ながら屋外の自然を散歩する事も出来るので、すがすがしい気持ちになれる場所です。散策するコースは、高低差を利用したり、池になっていたりと、散歩自体が楽しいです。家族旅行にも、デートにも使えるスポットとして評判が凄く良くて人気です。「ギャラリー・カフェ」は、「箱根彫刻の森美術館」の内部に唯一あるカフェになっています。彫刻の森美術館内で森一番奥に位置しているので、ぐるっと1周する途中でカフェ休憩するスポットとして利用しましょう。カジュアルで気軽な感じのカフェです。軽いコーヒー、紅茶などの飲み物と、お腹が空いたらケーキが何種類かあります。
・箱根ラリック美術館
箱根ラリック美術館は、宝飾とガラス工芸作家の「ルネ・ラリック」の作った作品を中心に展示しているガラス工芸の美術館です。当時の貴族が愛用したような豪華で美しい装飾の品々を見ていると、貴族の優雅な気持ちになります。カフェ・レストラン・ショップの入場は無料なので、レストランだけを目当てに訪問しても良い場所です。箱根ラリック美術館には、ラリックが製作した150枚以上のガラスパネルがはめられたオリエント急行の中でお茶する事ができるサービスがあります。初回10時から1時間おきに45分間の「オリエント急行」の中でティータイムを楽しめます。ラリック美術館に併設しているレストランLYSは、屋外の庭を見渡しながら食事できる開放的なテラスを持つレストランとして人気があります。9:00-11:00までモーニングセット(1200円)を提供していて、ボリュームあって人気なので、早起きしてラリック美術館で朝食もいいですね。
・ポーラ美術館
ポーラ美術館は、ポーラ化粧品で知られる会社の代表だった鈴木常司氏のコレクション展示場として、2002年9月に開館しました。日本でも名を知られたルノワール、モネ、ゴッホ、ピカソなどの作品も展示されていて、人気の高い美術館です。2013年4月に屋外の遊歩道がリニューアルして、今話題の美術館です。ポーラ美術館は、国立公園内にあるという自然豊かな立地で、屋内の展示だけでなくて、屋外の散策も楽しめる美術館です。ポーラ美術館には、カジュアルレストランの「アレイ」とカフェ「チューン」が設けられています。開放的なテラス席を持つ白で統一されたレストラン「アレイ」では、カジュアルながら雰囲気のある料理を楽しむ事ができます。
・成川美術館
成川美術館の最大の展示物は、芦ノ湖の大自然です。展望用の「専用ラウンジ」が設けられていて、総長50mにも及ぶ一面ガラス張りの窓から芦ノ湖を見渡すことができるように設計されています。成川美術館の内部にある「カフェ季節風」の入り口です。カフェ全体がガラス張りになっていて、芦ノ湖が見渡せるので大人気のカフェとなっています。成川美術館の美術品も素敵ですが、この内部にあるカフェ季節風で芦ノ湖の自然を見渡す景色が最高です。紅葉の季節に来れば、言葉が出ないほどに美しい絶景が見れます。
・箱根美術館
箱根美術館は、1952年に開館した「箱根で最も古い美術館」として知られています。箱根に来たら是非とも立ち寄りたい箱根を代表する美術館で、古代土器などの貴重な展示品ばかりでなく、大変に美しい日本庭園も魅力的です。箱根ケーブルカーの公園上駅から歩いてすぐの場所にあります。箱根美術館の中にある茶室「真和亭」では、日本庭園を眺めながら日本茶セットを頂く事ができます。
・箱根マイセンアンティーク美術館
ヨーロッパの貴族たちが愛したとされるマイセン磁器を数百点ほど展示しています。白い色をしたマイセン磁器が館内でとても素敵にギラギラ輝いています。箱根マイセンアンティーク美術館には、カフェ「アーチェロ」が設けられています。カフェにあるメニューはシンプルながら好評です。
箱根の自然を楽しむ
・大涌谷
大涌谷は、箱根でも有名な観光スポットで、温泉が湧き出ていて硫黄のにおいが強烈な場所です。ここでは、温泉に入れた「黒たまご」を食べるのが人気です。
・仙石原
ここに行くべきは秋で、ススキの原が広がる光景が凄いんです。ススキがこんなに美しいなんて、思わなかった。「その者、青き衣をまといて金色の野に降りたる・・・」というナウシカの台詞が分かるような場所です。
・箱根強羅公園
箱根強羅公園(はこねごうらこうえん)は、箱根登山電車の終着駅である「強羅」に1914年に開園した日本で唯一のフランス庭園です。熱帯植物館、茶室などもあってデートに最適です。