バイアグラが要る人は、実はバイアグラが危ないのです。だから、バイアグラ無しにEDを治す方法を試してください。
体が不健康であるとEDになるメカニズムを理解する
EDは動脈硬化が進行してきているという、バロメータでもあります。ですので、生活習慣を見直すチャンスとも言えます。なぜか?ペニスを立たしてくれる陰茎動脈。狭心症・心筋梗塞で詰まる心臓の冠動脈・脳梗塞で詰まる内頸動脈より細いのです。
動脈硬化が出始めると、まず最初にでやられる血管だからです。統計によると、動脈硬化は40代で一気に加速、応じるかのように50%がEDなのだそうです。30代で、すでに狭心症・心筋梗塞で入院したという話も、聞かれますよね。
循環器疾患だと、血管を広げるお薬なんか飲んでいます。バイアグラも血管拡張作用を持つゆえ、併用すれば、ひとたまりもない。だから、バイアグラを処方してもらうのに、循環器疾患を報告せずにいると困った事態になります。バイアグラが効きすぎて血圧低下、危険な状態に陥るのです。バイアグラが必要な男性ほど、バイアグラは危ないのです。
そのあたりのパラドックスは、世の男性は知っているのでしょうか?バイアグラ認可以来、無知な男性が騒いでいるような気がします。また、泌尿器科へ行って、血管を広げるお薬をのんでいるから、バイアグラはだめですなんて言われたら...妥協して、亜鉛や、マカで、がまんできるのでしょうか。
メタボリックシンドロームでED
そんな人たちには、食事で体質改善という道も残されています。べつに、インターネットなどで処方箋無しに、危険な偽造バイアグラなんぞ手に入れなくても、食事療法の方がずっと手軽で安全です。
糖尿病で立たなくなるのは、昔から言われている事実です。糖尿病とまでいかなくても高血糖はドロドロの血液を作って、血管の動脈硬化も起こします。当然、ペニスでも血流が悪くなり、EDに結びつきます。甘いものや、炭水化物は必要最低限にしましょう。コレステロール・油についても同様です。
勃起するメカニズムは、性的な興奮が神経を伝わり、ペニスの海綿体に、血液が溜まる、というものです。さらに、勃起した硬さを持続するには、ペニスの海綿体に十分なサラサラの血液が供給され続けなければ、なりません。高血糖・糖尿病では、動脈硬化が起きて血流が低下してペニスの海綿体に、血液を供給でません。届いたとしても、血液がドロドロ。硬さの維持ができなくなり、いわゆる、ペニスの中折れにもなってしまいます。
運動しましょう
昔からの説によると、立たなくなってきたら、脚の筋肉を鍛えるといいらしいです。腰の筋肉の衰え・骨盤がゆがみが神経が圧迫して、EDになりえるそうです。だから、適切な運動は有効です。適度の運動は、さらに血液循環を善くして、ペニスが立つベースとなる、血液・血管などの循環器系のコンディションを整えてくれます。
ストレス解消にも、運動は一役かってくれて、心因性EDにもいいです。適度な運動とは、ゆったりした有酸素運動で、最低20分以上です。ウォーキング、ジョギング、水中歩行などがおすすめ。
EDに効く食事・サプリメント
精力減退ぎみでは、実はバイアグラよりもむしろ食事の見直しが、まず先になります。健康管理のためにも、食事の改善をしましょう。精力増強は、健康の回復が基本です。精力増強の食べ物は、いくつかあります。
昔から言う、うなぎやレバー、牡蠣。稀代のプレイボーイ、ドン・ファンは、牡蠣を良く食べたとか。牡蠣には、ペニスが強くなる亜鉛がたくさん含まれています。亜鉛は、性のミネラルともよばれています。ほかに、亜鉛が豊富なのは、魚介類でもとりわけ貝やアラなどの魚の臓物です。サプリメントでもいいです。ほかのミネラルで言うと、マンガン。野菜や穀類に多いです。野菜と言えばとりわけ、根菜類。根っこは下半身につながり、強化する働きがあると言われています。
おわりに
これだけやれば、バイアグラ無しでEDが改善できます。もしだめなら、泌尿器科で安全な漢方を処方してくれるところを探してください。
(三川恵子)
カテゴリー: