将来のお金を貯められない「貯蓄ゼロ」の若者が増えている事が社会問題ともなってきています。仕事がなくなった時であったり、子供の将来に備えて、貯蓄は出来る限り増やしておかなければいけません。
所得が不安定な家計が増える中で、お金がほとんど貯まっていないような家計は、将来的に破綻する危険性がますます高くなってきています。そこで、徹底して将来のお金を貯め込む方法を考えてみたいと思います。
目標金額を設定する
お金を貯めこむ為には、最初に自分が実現可能な範囲で、ある程度の高い目標金額を設定しましょう。1年間に得られる収入は、人によって違うので、貯蓄する為に設定する金額も個人差があって当然です。全く貯蓄が無い「貯蓄ゼロ」ような世帯の人は、とりあえず100万円を目標にして貯蓄を開始しましょう。
生活スタイルを変える
現在の貯蓄額が少ない場合には、食費を減らすなどの小さな節約を繰り返したぐらいでは、大きな貯蓄を得る事はできません。大きな貯蓄を得る為には、家計の生活スタイル自体を大幅に見直す必要があります。小さな節約では、所得の減少であったり、増税(消費税・所属税・住民税)の増加分を補いきれず、今後の貯蓄はどんどん難しくなるからです。自分の今までの生活スタイルを大きく変化させて、従来の生活にかかっていた固定費を大幅に削減していく方法を考えていきましょう。
家計の固定費を大幅削減
基本的には、家庭にあるもので大きい固定費がかかるものを「持たない」という事が重要になります。以下に家計において大きな固定費がかかっているものを列挙します。
・部屋にテレビを置かない
部屋にテレビを置かない事は、電気代節約という点で非常に大きいです。テレビは、エアコン以上に電気を使うと言われており、ずっと付けておく事で大きな電気代の負担となっています。また、テレビを設置している事でNHK受信料も発生してしまいます。テレビを設置しない事は家計に大きなプラスです。
・自動車を持たない
自動車の維持費は、年間50万円(税金、燃料費、保険費用)にも達すると言われています。田舎暮らしだと自動車は必要だとうい人も多いのですが、住居を便利な所にするなどを工夫すれば、自動車を持たなくても生活に困らない場合も多いのです。自動車を持たなければ、数年で100万円貯蓄する事は難しい事ではなくなります。自動車をやめて自転車中心の生活にするなど、生活スタイルを見直しましょう。
・スマートフォンを持たない
現在の家計では、特に通信費が固定費の多くを占めていると言われています。固定電話、携帯電話、インターネット接続料金を支払うだけで、毎月の固定費が数万円に達してしまう場合もあります。特に携帯電話は、家計の複数の人が持つ場合があるので、携帯電話の料金を引き下げる為にスマートフォンを持たない選択も重要になります。
・新聞をとらない
10年前であれば、インターネットの情報が限定されていたので、新聞は無くてはならない情報源として機能していました。しかし、今日はインターネットから必要な情報は全て得られるようになっているので、新聞をとる必要はなくなっています。新聞は、毎月数千円の大きな固定費となるので、新聞を取るのはやめましょう。必要な時にコンビニで買うようにしましょう。
・冷蔵庫を小型化する
冷蔵庫は、購入する時から小さめのものを購入しておきましょう。住居の場所をスーパーの近くにすれば、冷蔵庫を小型化する事ができます。冷蔵庫を小型化すれば、余るものが少なくなるので節約効果があります。また、1年中電気代がかかる冷蔵庫の電気代が節約出来るので、家計の固定費を大幅に削減する効果もあります。
・家を持たない
日本は、少子高齢化が加速して人口が減少していくので、住宅を持っていれば値上がりするような時代ではなくなりました。つまり、住宅を購入する事に以前ほど「資産を保有する」というメリットはなくなった事になります。また、貯蓄が多くないのに住宅を持とうとすれば、ローンに依存する事になり、金利を含めた返済分が多くなってしまいます。住宅を持たずに借家住まいにしておいて、いつか現金で住宅を購入するように大きな貯蓄を目指す方が良いでしょう。
・家を持たない
日本は、少子高齢化が加速して人口が減少していくので、住宅を持っていれば値上がりするような時代ではなくなりました。つまり、住宅を購入する事に以前ほど「資産を保有する」というメリットはなくなった事になります。また、貯蓄が多くないのに住宅を持とうとすれば、ローンに依存する事になり、金利を含めた返済分が多くなってしまいます。住宅を持たずに借家住まいにしておいて、いつか現金で住宅を購入するように大きな貯蓄を目指す方が良いでしょう。
おわりに
日本のサラリーマンの所得が減少していく中で、税金(消費税・所得税・住民税)は、今後も上昇していく見込みです。今までの生活スタイルを続けていたのでは、家計が多くの貯金が出来ないのは当然です。貯蓄を増やす為には、生活スタイルを大きく変更する必要がある事を認識する必要があるでしょう。
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