西安は、かつて唐の時代に「長安の都」として世界の中心となっていた場所です。また、歴代王朝の都だった場所であり、秦の始皇帝の兵馬俑など有名な史跡が数多くあります。
日本から中国西安に航空便で行くには、北京か上海で乗り換えとなります。北京・上海で乗り換えてから4時間ほどで、西安咸陽国際空港に到着します。空港から市内へは、タクシーかバスを利用してアクセスします。西安は観光都市として、ホテルは非常に充実しています。
西安中心部
鐘楼・鼓楼
西安は、中国の中心部に位置していることから唐の時代には「長安」として世界の中心地として栄えていました。
中国の歴史の中でも非常に重要な場所でした。現在では、城壁の他に市内の中心部に「鐘楼」と「鼓楼」が残されています。 西安鐘楼は、西安市の中心に位置しており、明の洪武17年(1384年)に建設され、敷地面積は1万1260平方メートル、高さは36メートル、土台は正方形を成し、1辺の長さは35.5メートルです。西安の中心部は、鐘楼を取り囲むようにロータリーになっており、地下通路に入って鐘楼に行くことになります。
回民街
歴史的に「シルクロード(絹の道)」の基点として栄えた都市で、多くの人種・民族・文化が交じり合う場所でした。以前からイスラム教徒が住んでいた場所が「回民街」として、現在は多くの観光客を惹きつける場所になっています。
西安城壁
現存する西安城壁は、明代の洪武7年~11年(1774-1378)にかけて、唐代の王都の城壁を基礎に作ったものです。城壁の周囲の長さは13.74キロメートルほどあり、壁の高さが12メートルであります。これは、中国に現存している古代の城壁の中で最も完全なもので、世界においても規模が最も大きい、最も完全なものと言われます。 この西安の城壁は、建設されてから三回の大規模な修繕を行っています。
西安の古文化街(書院門)
この古文化街は、永寧門の内側に位置しており、筆・硯・古銭・印鑑・雑貨など骨董品を扱う店が多く集っている場所として有名です。中国の古都西安らしいアンティークな小物をおみやげなどに探しているのであれば、ここに行ってみるべきでしょう。
西安碑林博物館
西安碑林博物館は、西安城南門の東側で城壁の内側に位置しています。西安の南門から城壁に沿って歩いていけば、辿り着く事が出来るでしょう。西安の市街地からも程近い場所に位置しており、西安を訪れた際には是非とも訪問したい場所のひとつです。
回民街
歴史的に「シルクロード(絹の道)」の基点として栄えた都市で、多くの人種・民族・文化が交じり合う場所でした。以前からイスラム教徒が住んでいた場所が「回民街」として、現在は多くの観光客を惹きつける場所になっています。
西安城壁
現存する西安城壁は、明代の洪武7年~11年(1774-1378)にかけて、唐代の王都の城壁を基礎に作ったものです。城壁の周囲の長さは13.74キロメートルほどあり、壁の高さが12メートルであります。これは、中国に現存している古代の城壁の中で最も完全なもので、世界においても規模が最も大きい、最も完全なものと言われます。 この西安の城壁は、建設されてから三回の大規模な修繕を行っています。
西安の古文化街(書院門)
この古文化街は、永寧門の内側に位置しており、筆・硯・古銭・印鑑・雑貨など骨董品を扱う店が多く集っている場所として有名です。中国の古都西安らしいアンティークな小物をおみやげなどに探しているのであれば、ここに行ってみるべきでしょう。
西安碑林博物館
西安碑林博物館は、西安城南門の東側で城壁の内側に位置しています。西安の南門から城壁に沿って歩いていけば、辿り着く事が出来るでしょう。西安の市街地からも程近い場所に位置しており、西安を訪れた際には是非とも訪問したい場所のひとつです。
陝西博物館
陝西歴史博物館は、周恩来元首相の提案で1987年竣工され1991年6月に開館した中国で最大規模(敷地面積総面積7万平方メートルと建築面積5万6千平方メートルと所蔵品は中国第1位)を誇る国家の中心博物館です。西安市内の中心部から南東部、大雁塔から北に1km離れた場所にあり、大唐芙蓉園に行く途中に立ち寄る事も出来る場所です。
西安の南東部
大雁塔
大雁塔は、西安市の南東部にある大慈恩寺の境内に建っています。この慈恩寺は唐代の皇帝高宗が亡き母を偲んで西暦648年に建立したものです。その大慈恩寺の境内に建っている大雁塔は、玄奘三蔵がインドから持ち帰った膨大な教典を保管するために652年に建立されたものです。この大雁塔という名前は、雁の群れから地上に落ちて死んだ1羽が菩薩の化身として、この塔を建てて供養したことに由来すると言われています。
大唐芙蓉園
大唐芙蓉園は、大雁塔の東部に総投資額は13臆元を投じて再建された唐時代の庭園です。2005年4月にオープンした巨大テーマパークで、西安の観光名所として定着しています。敷地面積は67ヘクタールとしている、その中に、水面は20ヘクタールとなっています。園内は12エリアに分かれ、それぞれテーマが設定されており、盛唐期(713~766年)の文化的繁栄をさまざまな角度から表現しています。
青龍寺
青龍寺(せいりゅうじ,しょうりゅうじ)は、中国陝西省の古都、西安市南郊の鉄炉廟村にある仏教寺院であり、弘法大師空海ゆかりの寺として知られています。場所は、西安の市内から南東部に位置しており、西安交通大学の南部、曲江开发区の北部に位置しています。
西安の北部
西安の北部
唐代長安城大明宮
陝西省の省都の西安市は、かつて唐王朝(618~907年)の首都であり、当時は長安と呼ばれていました。690年に武則天によって唐王朝は廃されて武周王朝が建てられますが、705年に武則天が失脚して唐が復活したことにより、この時代も唐の歴史に含めて叙述されるのが通例です。
西安郊外兵馬俑博物館
馬俑は、「20世紀最大の発見」とも言われており、1974年に農夫が井戸掘りの作業中に偶然発見したものです。秦の始皇帝(紀元前246~210)の陵墓から東へ1.5kmに位置しており、約2200年前始皇帝を永遠に守るために同時期に一緒に埋められたものです。
華清池
「華清池」は、西安の北東約30kmほどの場所にある標高1256mの驪山(りざん)の麓に位置しています。この場所は、3000年も前の西周時代から驪山を源泉とする温泉地と言われています。秦の始皇帝を始め歴代皇帝の保養地として利用されてきました。最も有名なのは、唐代の玄宗皇帝と楊貴妃にまつわるお話です。
おわりに
西安は、歴史的な建造物などが数多く残っており、パリ、ローマなどと並んで、世界的な観光地です。日本人は、中国に2週間までビザなし滞在ができますので、航空券とホテルを押さえて、西安に遊びに行ってみてはいかがでしょう。
西安は、歴史的な建造物などが数多く残っており、パリ、ローマなどと並んで、世界的な観光地です。日本人は、中国に2週間までビザなし滞在ができますので、航空券とホテルを押さえて、西安に遊びに行ってみてはいかがでしょう。
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