春秋航空を予約して激安で中国上海に行く方法


春秋航空は、中国上海に本社を置いている格安航空会社(LCC)です。春秋航空初の国際線は、上海/浦東 - 茨城間で2010年7月より就航が開始されています。その後に上海 - 高松、上海 - 佐賀便など、日本の地方空港と大都市上海を結ぶ路線を増やしています。

 
春秋航空の予約
 
ウェブサイト、またはコールセンター(日本から通話料は有料)から予約を行う事ができます。特に事情が無い場合には、ウェブサイト上にて予約を行いましょう。なお、2012年6月現在においても、ウェブサイトが暗号化SSL(https)対応されておらず、セキュリティには非常に不安が残るウェブサイト(クレジットカードのみ別サイト)になっている事を留意しておく必要があります。

春秋航空のウェブサイト
http://www.china-sss.com/jp

予約の手順
(1) 出発地の選択
(2) 利用便(価格)の選択(サーチャージ含まれていない価格)
(3) お客様の情報入力
(4) 情報の確認
(5) ネットで座席指定(座席指定は有料200円)
(6) ネットで支払い
(7) 予約の完了

利用便(価格)を選択する画面(サーチャージは含まれていない価格)

 
春秋航空の注意点
 
春秋航空は、格安航空会社LCCですので、従来の航空会社と大きく異なる点が沢山あります。あらかじめ従来の航空会社との違いを理解していないと、トラブルの原因になる場合もあります。最初から格安航空会社の特徴を把握しておく事が大切です。格安航空会社LCCは、従来の航空会社のように重量オーバーでも荷物を受け付けたり、機内食提供を行ったりしてくれるものではありません。

搭乗前の基礎知識
 
・チケット以外に燃料サーチャージ(数千円)がかかる
・機内持ち込み荷物は1つだけ
・重量は15キロまで
・重量オーバーは1キロ当た115元(約1380円)
・機内食・飲み物は全て有料
・全席がエコノミークラス

春秋航空機内の様子

客室乗務員は、給与が安い中で働くので、インセンティブを求めて機内販売の時に頑張ります。客室乗務員が40分以上も機内において「実演販売」を行うので、機内は静かに休むどころではなさそうです。機内放送のマイクを使って「腕時計」、「クッション」、「乗務員さん着用のスカーフ」、「 磁気ブレスレット購入の方に、磁気ネックレスプレゼント! 先着5名!」などと、催眠術にでもかけるような商売をやり通します。

・機内販売の客室乗務員の熱意がとにかく凄まじい
・普通の航空会社のエコノミークラスより座席は狭い
・機内でエコノミー症候群を予防の為に体操がある
 
機内食・飲み物について
 
春秋航空は、格安航空会社なので、機内で食べる機内食、飲み物は全て有料になっています。大半が中国で仕入れたものを日本のコニビニ程度の価格で機内で購入する事が出来ます。当たり前ですけど、味の方は期待しない方が良いです。価格は、それぞれ以下のようになっています。
(2012年6月時点)
 
スナック
・申浦チョコレート42元(600円)
・ビーフジャーキー25元(350円)
・ポテトチップス14元(200円)
・豚肉ジャーキー25元(350円)
 
食べ物
・自動加熱式インスタントライス42元(600円)
・ハッポウカユ14元(200円)
・サンドイッチ25元(350円)
・ゴコウマメ35元(500円)
 
飲み物
・ミネラルウォーター7元(100円)
・青島ビール14元(200円)
・ネスカフェ10元(150円)
・オレンジジュース10元(150円)
 
東京から茨城空港へのアクセス
 
茨城空港であれば、東京駅から茨城空港のシャトルバス(航空機利用者500円)で簡単にアクセスする事が出来ます。東京駅八重洲口から1日6便が茨城空港に発着(所要時間は約1時間40分)しているので、東京からのアクセスに困る事はありません。注意点としては、搭乗を証明する予約詳細のプリントアウトと、万一乗れないと大変なので事前予約すべき事です。

茨城空港ウェブサイト
http://www.ibaraki-airport.net/

シャトルバスの注意点

・搭乗を証明する予約詳細のプリントアウト
・事前予約しないと乗れない事もある
 
おわりに
 
春秋航空は、開港したばかりの茨城空港に乗り入れた事で、メディアが取り上げて知名度が高まりました。上海に簡単に安く行ける手段として、春秋航空を利用して中国上海に行く人は増えています。格安航空会社(LCC)は、上手に出来れば安くて便利に利用できるので、利用を検討してみてはいかがでしょう。
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