高級ホテルのルームサービスを利用する方法

高級ホテルの多くが部屋でプライベートな食事が出来る｢ルームサービス｣を提供しています。日本にも外資系ホテルが増えてきたので、ルームサービスは、日本人も一般的に利用する事が増えてきました。ルームサービスであれば、ファミリー層であったり、カップルが2人だけの時間を過ごす為に利用する事も出来ます。ルームサービスを上手に利用する方法を覚えて、ホテル滞在を最大に楽しみましょう。

部屋からの景色が良い場合にルームサービスを頼めば、お部屋がプライベートのレストランに変身します。例えば、ヒルトン東京お台場でルームサービスを利用すると、東京湾にかかるレインボーブリッジの夜景を楽しみながら夕食を食べられるという楽しみを味わう事も出来ます。

朝食は前の日に注文

ほとんどのホテルでは、朝食を前の日(深夜12時頃)までに専用の朝食ルームサービスのシートに書いて部屋の外にぶら下げておく必要があります。ここでルームサービスの種類や好みをチェックしておけば、要望に応じた朝食が朝の時間に部屋まで届けられます。昼食、夕食などについては、基本的に後から電話注文となります。

ホテル日航東京の朝食ルームサービスの様子

（3000円/1人のアメリカンブレックファストだが、プラン予約すると1500円/人ほどで注文可能）

ラフな格好でＯＫ

ルームサービスに来てもらう時には、バスローブ、浴衣などで対応しても大丈夫です。外出するような服装でなくとも、従業員に見られて問題ない程度の服装で対応しましょう。朝食のルームサービスでは、顔を洗っておく程度に準備しておくのが良いでしょう。女性が化粧をするまで気を使う必要はありません。

料理を並べて貰う

朝食の場合には決められた時間、電話で注文した場合にはしばらくすると、ワゴンに乗った料理が部屋まで運ばれてきます。ほとんどの場合には、部屋でテーブルメイキングをしてくれるので、セッティングをスタッフに全てお任せしましょう。高級なグラスなどがある場合もあるので、手伝ったりせずに全てのセッティングをお任せした方が良いでしょう。セッティングが済んだら、ワゴンを残して立ち去ります。

その際に「全部テーブルに並べますか？温かい保温機に入れておきますか？」と聞かれたりします。素早く食べない場合には、保温機に入れておかないと温かい料理がすぐに冷めてしまいます。

ホテル日航東京のルームサービス（軽いディナー）

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食べ終えたら電話連絡が基本

ルームサービスは、ほとんどの人が廊下に出したり、部屋に放置しておいて回収を待ったりします。また、食べ終わったら電話などで「食べ終えたので片付けて下さい」と連絡すると、ホテルのスタッフが取りにきて片付けてくれます。連泊や外出の予定ある時には、そのまま放置しておけば、片付けてくれていますので、特に連絡の必要はありません。

ただし、ワゴン・トレーなどを部屋の外(廊下)に出しておくと、他のお客さんに見えてしまったり、夏は異臭などが迷惑になる事があるので、高級ホテルであればあるほど、それを嫌う人も居ることに注意が必要です。また、自分で片付けるとお皿などを落としたり、割ったりしてトラブルになる可能性があるので、スタッフにきちんと連絡して片付けて貰った方が良い事は確かです。

上記の理由から、ワゴン・トレーなどをもし部屋の外に出しておく時であっても、先に連絡してからすぐに出すようにして、ナプキンなどを上から被せて中が見えないようにするという方法がスマートです。

ヒルトン東京お台場

国内はチップ不要

日本の場合には、チップという文化が無いので、ボーイにチップを渡す必要はありません。既にルームサービスの料金にサービス料が含まれていると考えるべきでしょう。海外のホテルでは、ルームサービスを提供しているボーイにチップを渡すことが多いようなので、海外ではチップを渡した方が良いでしょう。渡航先の国の事情を調べて対応する方が良いでしょう。

ルームサービス支払い方法

ルームサービスは、部屋の番号などに付ける場合がほとんどですので、チェックアウトの時にまとめて支払いましょう。チェックアウトの時にルームサービスの料金も一緒に確認します。支払い方法については、各ホテルで違う場合があるので、事前に確認した方が良いでしょう。

おわりに

ルームサービスの使い方を知っておけば、部屋で食事する事が出来るので、滞在を更に楽しむ事ができます。ルームサービスの使い方は、全く難しい事はないのですが、先に使い方を覚えておく事で快適に利用する事が出来るようになるはずです。

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