クレジットカードの審査を通過する方法


日本でもクレジットカードを持つのが当たり前の時代となり、日本人を平均すると1人3枚のクレジットカードを保有しています。その一方で、所得が低いなどの理由でクレジットカードを持てないという人もいます。そこで、クレジットカードの審査に重視される基準と、カードの審査を通過する方法を解説したいと思います。

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クレジットカードの難易度を知る
 
クレジットカードは、発行会社によって難易度が異なってきます。銀行系、流通系、信販系、メーカー系、消費者系などに分類する事が出来て、それぞれの発行形態に特徴があります。
 
銀行系・・・・JCB、三井住友VISA、三菱UFJニコス、ダイナーズ
信販系・・・・日本信販売(NICOS)、オリコ、アプラス、ライフなど
流通系・・・・オリコ、ジャックス、セディナ、ジャックスなど
メーカー系・・JR東日本、トヨタファイナンス、日立カードなど
消費者系・・・武富士、アコム、プロミス
 
この中では、銀行系カードが最も難易度が高くステータスが高いとされており、社会人を数年継続して安定収入があるなどの条件があります。信販系のカードは、銀行系の次に難易度が高いとされており、社会人で安定した職業を持つなどの条件が必要になります。流通系のカードは、百貨店、スーパーなどが発行しており、主婦、学生、若者など買い物客をターゲットにした発行を行っています。消費者系などは、キャッシングをメインとしたカードになります。
 
クレジットカード会社が審査で重視する項目を知る
 
クレジットカードを発行する会社に対して、発行申請を行う時には、事前に重視される項目を良く知っておく必要があります。クレジットカード会社が特に重視する項目は以下のようになっています。
 
申し込みの履歴・・・・短期間に別のカードの申し込みをしていないか
過去の支払い状況・・・以前に遅延なく支払いをしていたか
利用の残高・・・・・・返済能力を超えてキャッシングを行っていないか
事故の情報・・・・・・過去に長期の延滞を起こしていないか
 
カードを短期間(特に半年以内)に何枚も申し込んだりすると、お金に困っている可能性がある人と判断され、カードを発行して貰えない可能性があります。また、過去の支払い状況が滞っていたり、返済を終えていない支払いがあるなどした場合には、新規にカード発行するのは難しくなります。特に過去5年以内に長期の返済滞納を起こした場合には、クレジットカードの新規発行を行うのは困難と考えるべきでしょう。
 
個人信用情報機関について知る

クレジットカード会社は、新規のカードを発行する時に過去の履歴を個人信用機関という機関を通じて照会を行います。日本の個人信用機関は、(株)シーアイシー(CIC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3社があり、ほとんどのクレジットカード会社がこのどれかの信用機関に加盟して、クレジットカードを新規発行する際などに申請者のクレジットカード履歴などの照会を行います。
 
現時点で利用しているクレジットカードの支払いを3ヶ月以上滞納したりすると、延滞情報として個人信用情報機関の「延滞者」に登録されます。この支払い滞納情報は、最低でも5年間は保存されるので、滞納を解消してから5年間は新規のクレジットカード発行を行う事が難しい状況になります。
 
なお、個人信用機関に申請すれば、クレジットカード履歴を参照する事が可能です。延滞などを起こした事がある人は個人信用情報機関の相談窓口などに電話して情報開示して貰いましょう。クレジットカード会社が個人信用情報機関に登録した返済情報を見ることが出来ます。
 
クレジットカードのスコアリングを知ろう
 
クレジットカードの審査においては、日本でも米国のような「スコアリング」が主流になりつつあります。このスコアリングとは、クレジットカードの申請された条件などを点数化して、一定の点数以上にカード発行を認めたり、限度額を決めたりするというものです。
 
・自分の持ち家、家族の持ち家があるか
・独身か既婚か(独身者が可処分所得高いので高得点)
・勤務年数はどれぐらいか
・社会的ステータスと安定性(医者、弁護士、大企業、公務員などが高い)
 
おわりに
 
日本においてもクレジットカードが広まってきており、以前に比べると利用する機会が格段に増えてきました。クレジットカードは、現金を持たなくても利用できるので、計画的に使えれば大変に便利なものです。日本国内においてオンラインショッピングなどでもクレジットカードが活躍しますので、クレジットカードを何枚か持っておくと便利です。
 


 

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