背中のニキビに悩んでいる人は、男性・女性ともにとても多いものです。中には引っかいたりしてアザになって消えずに残ってしまったものなどがあり、その対策をどのようにすれば良いのか分からないという場合も多いと思います。そのような方の為に背中のニキビ対策について書いてみました。
背中にニキビの原因
背中のニキビなどの原因は、汗であったり、毛穴の汚れであったり様々です。特にニキビが全体に出てくる場合には、寝ている時に背中に汗をかいて放置しているうちに毛穴に汚れが溜まってしまった可能性があります。また、最近はエアコンを使う機会が多くなったので、お肌の乾燥によって背中にきびが出てくる人が多くなっていると言われています。次のような事に注意して、出来る限り汗をかいたままにしないようにしましょう。
「肌の乾燥」が原因が多数
背中にきびの原因として、意外に見逃されているのが「肌の乾燥」による背中にきびです。エアコンを部屋でガンガン付けていると、自然に部屋が乾燥していくので、お肌から水分が奪われていきます。お肌から水分が奪われると、皮脂分泌が過剰になる事で、そこがアクネ菌が繁殖して背中にきびとなります。
成人の半数以上の背中にきびは「肌の乾燥」によるものですので、特に部屋の乾燥を防ぐ為に常に濡れタオル、保湿機を置くなど、部屋の湿度を一定に保つように努力しましょう。
背中ニキビの対策
・汗をかいたら出来るだけ早めにシャワーで流す
・下着など肌と接触する場所で汗をかきにくい素材のものを着用する
・ベッドのカーペットなど汗をかきにくい素材選び
・ベッド(シーツなど)を清潔に保つ
・部屋の乾燥を防ぐ為に濡れタオルなどを置いて湿度を一定に保つ
背中ニキビの直し方
背中ニキビは、普通はシャワーなどを浴びて清潔にしておけば治るのですが、引っかいてしまったりして傷やアザになると、治りにくくなるだけではなく、跡が残ったりします。もし、ニキビの跡が残った場合には、弱酸性のもので少しずつ皮膚を新しいものに変えていきながらアザをとる事が有効とされています。例えば、レモン水を水に浸して弱酸性にしたり、洗顔料などで弱酸性のものを買ってきて背中に使うという方法もあります。洗顔料を背中に?と思うかもしれませんが、弱酸性なのでピーリングの効果はあります。
背中ニキビを直すには時間がかかる
背中ニキビは、悪化してから直すのは非常に大変です。特にアザになったり、シミになったりしてから元のお肌に戻すのは時間がかかってしまいます。背中にきびにならないように清潔に保って、自分の部屋の湿度を一定に保っておくという予防策を徹底させる事が重要です。また、症状が悪くないうちに治せば、1ヶ月もしないうちに症状は治まるので、早めに治せるように心がけましょう。
おわりに
夏にプールで水着になったりする時には、男女ともに背中にきびが目立つので悩む人は多いようです。最近の背中にきびの原因は、ほとんどが「部屋の乾燥」によるものですので、エアコンを使った部屋で部屋の湿度を一定に保ったり、寝る前に部屋に洗濯物を干しておくなど、お肌を乾燥から守る予防策をとる事が大切になります。