寒さが厳しい冬には、部屋の中で暖房やエアコンを付けているにも関わらず、寒さがとまらないという人は多いです。特に女性、お年寄りなどは、温まる筋肉部分が少ないので冷え性になりやすいとされています。体をそのまま低温で放置しておくと、免疫力の大幅な低下に繋がって風邪をひいたり、最悪の場合には入院するような大きな病気になります。
体温を常に温かくポカポカに保つ事が出来れば、健康を維持できて、免疫力を高める事もできます。気軽に出来る冷え性の対策を覚えて、病気になりづらい体になりましょう。また、これらの「冷え性対策」は、血行を良くするので、「体のむくみ」を取る効果もあり、美容にも大変効果的です。
厚着をして散歩に出る
家の中でエアコンやヒーターの温度を上げても、体の中まで温まらずに寒気を感じる人は多いです。寒気を感じる場合には、体の外側から暖めるのではなくて、体の内部の血流を良くして温めるのに効果的なのが散歩です。厚着をして、近所の公園であったり、河原の散歩に出かけましょう。外出はとても面倒な事ではありますが、散歩から帰ってくると血流が良くなって体がポカポカになって効果を感じる事が出来ます。家族と同居している人は、家族を誘って一緒に散歩をすれば、会話しながら楽しく歩く事も出来るのでお勧めです。
体を冷やさない服装
家の中で温まって体温が高い状態にあるにも関わらず、外出する時の服装が薄着であればすぐに体温を奪われてしまいます。外出する時には、上着ばかりではなくて、帽子であったり、マフラー、手袋などを着用する事によって、外出先でも温かい服装を心がけるようにしましょう。
栄養バランスの取れた暖かい食事を取る
食事を取れば、体は消化の為にエネルギーを出して、体が内側から温まります。また、食べ物が吸収される事によって、体に元気が出ます。特に温かいスープであったり、温かい食事を食べれば、栄養を取れると同時に体を温める効果が期待出来ます。特に野菜、果物、魚介類が血液をサラサラにする効果があるので、野菜を多めに含んだ食事が効果的です。女性の場合は、生理などで鉄分不足もあるので、鉄分の取れる食事を心がけましょう。しっかりと栄養バランスを考えた温かい食事をする事で、体はポカポカと温まります。
お風呂に入浴する
冬になったらシャワーだけで済ますのではなくて、お風呂に入るようにしましょう。もし、どうしてもお風呂が面倒という方は、散歩を兼ねて近所のお風呂屋さんに入りに行くというのも良い方法です。お風呂に入った後には、体の体温が上昇していますので、冷やさないように厚着をするなど注意して保温しましょう。お風呂に入れば、精神的にもリラックスする効果があるので、免疫力を大幅に高める効果が期待出来ます。
寝るときに湯たんぽ
寝るときに足元が寒くて寝つきが悪くなると、安眠出来ずに睡眠不足の原因にもなります。寝るときに布団の中や足元が寒くて寝られない時には、湯たんぽを足元に置いて寝るのが効果的です。足元を温める事によって、全身の血行を良くする効果があるので、全身が温まって安眠の効果が得られます。睡眠をきっちり取れる事によって、体の免疫力を高める効果も期待できます。冬になったら湯たんぽをしっかり準備しましょう。
おわりに
体が冷えたからと言って、エアコンやヒーターの設定温度を上げるだけでは、体の内部まで温める事が出来ません。体の内部が暖まらない状況が続くと、免疫力が大幅に下がって病気になりやすい状況になります。健康と美容を考えて、冬になったら体温を保つ工夫と努力は欠かす事が出来ません。冬に体がポカポカして免疫力が高い状態を保てれば、いつまでも若々しくある事が出来ますよ。