海外でクレジットカードを安全に使う方法


海外に旅行・留学をする場合には、クレジットカードが欠かせない存在になっています。日本ではカード決済が欧米ほど普及していないので、持って居なくても不自由する事はありませんが、欧米に旅行する場合にはカードを持って居ない事は大変不自由な事になります。逆にカードを持っているとそれだけで買い物など現金を持ち歩く必要が全くありません。





カードは事前にサインしておく

クレジットカードの裏にはサイン欄が用意されており、カードをサインで利用する場合に比較出来るようになっています。海外で使う予定のクレジットカードは、漢字、ひらがなでサインする事が模倣を防ぐ上で有効であるとされています。サイン前に落としてしまうとクレジットカードのトラブルの原因にもなるので、クレジットカードにあらかじめサインしておくことは非常に重要です。
 
カードのサインは慎重に行う

クレジットカードを使った場合には、クレジットカードのパスワードを打ち込むか、売上伝票にサインを求められる事になるでしょう。クレジットカードを利用する時に売り上げ伝票にサインするのは、「契約を承認する」という意味を持っている事を忘れてはいけません。売上伝票に記載されている金額や内容を十分に確認した上でサインする必要があります。金額が間違えていたり、別の商品が記載されていたりする事もありますので、十分に注意する必要があります。
 
売り上げ伝票は全部確実に保管

クレジットカードの売上伝票は、財布に確実に保管した上で、後日クリアファイルなどで大切に保管しておきましょう。後からクレジットカードのトラブルが発生した場合には、売り上げ伝票の提示を求められる可能性があるからです。売り上げ伝票(レシート)は、クレジットカードで確実に支払いを行った証拠にもなります。海外旅行から帰国しても、最低1年ほどは確実に保管しておくべきでしょう。
 
その場でキャンセルする場合の売り上げ伝票

その場で一度カードで支払って、やっぱり現金で支払うなどと言った場合には、売り上げ伝票に既にサインした場合には、そのサインした伝票を返却して貰ってその場で破棄する事が必要になります。その上で改めて現金やトラベラーズチェックなど別の手法で支払います。なお、売り上げ伝票を破棄する際には、クレジットカードの番号が全く分からなくなるように徹底して粉砕しましょう。
 
カード・番号は誰にも渡さない

クレジットカードが手元に無くてもカード番号があれば、ネットなどの支払いで不正に利用出来てしまいます。カードやカード番号は、ノートなどにメモする事は避けて、絶対に他人に教えないようにしましょう。海外では、友人だからと言って安心しているとカード番号を盗み見られたり、カードを抜き取られたりという被害も発生しています。特にカードの貸付などはいかなる場合にも絶対に行ってはいけません。カードの貸付などにより発生した損害は、自身の過失としてカード会社に補償して貰えない可能性が高いです。
 
万一落とした、無くしたらすぐに連絡

クレジットカードを落としたり、無くしたりした場合には、簡単に不正利用されてしまうので、すぐに地元の警察とカード発行会社に連絡してカードを止めるなどの措置が必要です。カードを落とした・無くした場合においても、ほとんど全てのカード発行会社では保険に加入しており、不正使用が発生していた場合でもその分については全額負担して貰えます。カードは身分証と同じような貴重品なので、大事に保管するようにします。

おわりに

海外で頻繁にクレジットカードを利用している人であっても、うっかりミスした事によってクレジットカードトラブルに巻き込まれているケースがあります。クレジットカードは海外で特に便利な決済手段として威力を発揮しますが、クレジットカードの取り扱いは十分に気をつけたいものです。

 

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