ひきこもりニート生活を充実させる方法


日本では、ひきこもり・ニートが100万人以上に達しているという調査結果も出ています。ひきこもり・ニートになる原因は様々ですが、就職の失敗、仕事における失敗などから、社会に出るのを嫌になる例が多いとされています。一度、ひきこもり・ニートになってしまうと、そこから脱却するのが難しいとされています。
 
ひきこもり・ニートは、社会性から見ても、健康面から見ても良い生活を過ごす事は難しいとされています。しかし、健康面にしっかりと注意して、社会性を少しずつ高めていけば、ひきこもり・ニート生活を充実させる事も可能です。ひきこもり・ニート生活を充実させる方法について考えました。

 
運動不足に注意する
 
部屋に「ひきこもり」のニート生活をしていると、運動不足に陥ってしまいます。部屋にひきこもりの生活で運動不足に陥ると、筋肉量が大きく減少すると同時に、体重の減少が起こってきます。運動不足による体重減少は、胃腸の調子を悪くして便秘を発生させるなど、体の機能に大きな影響を及ぼす事になります。
 
部屋にひきこもりの生活の状況が長く続くと、僅か数年で体調が極度に悪化すると言われています。部屋の中で同じ姿勢(座りっぱなし、寝っぱなし)を保ったままになると、体の状態が自分が気が付かないうちにどんどんおかしくなってきます。外に出て様々な運動をする事で筋肉を鍛えて姿勢を正すようにしないといけません。
 
また、ひきこもりで全く運動をしなくなってしまうと、肺活量が短期間で大幅に低下してしまう事になります。たまに外出をして100メートル歩いただけで息切れを起こすようになってきます。このように体調が悪化すると、ますます外出が嫌になるという悪循環に陥っていく可能性もあります。
 
視力がどんどん低下するのを防ぐ
 
ニートのひきこもりにとって、カーテンを閉めた暗い部屋の中でパソコンばかりやっていると、視力が大幅に低下してしまいます。自分が全く気が付かないうちに視力が落ちてしまって、メガネをかけなければいけなくなったり、眼鏡の度数が合わなくなったりという事が起こってしまいます。
 
視力低下を防ぐためには、部屋の中を昼間は明るくしてパソコンを使用する必要があります。また、外出する機会を増やす事で、1日中パソコンに向かうという状況をなくしていく必要があります。いずれにしても、引き篭もりニートの状態を解消していく事が大切になります。それに加えて、目に優しい食品として、ブルーベリーを摂取すると目の疲れを和らげる効果があると言われています。
 
コミュニケーション能力の欠如を防ぐ
 
ニート・ひきこもりに陥ってからの最も大きな問題のひとつは、人と会話する機会が減少するという事です。人と話す機会が減少する事は、人間にとって大きなデメリットになります。人間の生活において、誰かと会話して社会的生活を過ごす事が絶対に必要になる事です。
 
肉体面で考えると、人間が使うべき表情筋が使われない事による老化が起こったり、脳が退化する事で人の話に対する反応が鈍くなる可能性があります。精神面でみると、会話が減少する事によってストレスを抱え込む事になってしまって、精神的に正常な状態を保つのが難しくなると言われています。
 
ひきこもり・ニートであっても、インターネットなどを使って誰かとインターネット上で会話をする方法が沢山あります。インターネット上で友達を見つけてスカイプを使って会話をする事で、精神的に安定するする事ができたり、会話の能力を保ったりする事ができます。インターネット上で誰とでも良いので会話してみるのも良いでしょう。
 
再就職を有利にする
 
仕事からしばらく遠ざかっていれば、頭脳が仕事からも遠ざかり、仕事をする就労意欲・仕事を探そうとする情熱が失われる可能性があります。また、長期間の失業をする事によって、履歴書などに長期間の空白期間ができてしまって、再就職する事が相当に不利な状況になってしまいます。
 
また、ニート・ひきこもり期間が長期化して、再就職に成功したとしても、派遣社員・フリーターなど日本において「不安定」とされる職業に就業する事が多くなり、その後の将来の所得が低い状況に陥るケースが多くなっています。このようなケースを防ぐ為には、ひきこもり・ニートの期間に何らかの自分を高める活動をする事が重要になります。
 
ひきこもり・ニートの期間というのは、時間を自分の自由に使う事ができます。この自由に使える時間を活用して、資格の取得に乗り出したり、自分なりに目標を作って活動していく事が大切になります。自分の能力を何らかの形で高めていく事ができれば、自分の自信にもなりますし、将来に繋がっていく可能性も見えてきます。
 
不規則な睡眠時間を改善する
 
多くの引き篭もりニートの特徴は、睡眠時間が不規則になってしまっている事です。夜に眠る事ができず、朝になって寝てから昼頃に起きるような不規則な生活を続けている人が多いです。このような生活が長引くと、完全に不眠症になって夜に活動するようになったり、規則正しい食事・運動ができなくなってしまいます。
 
不眠症の状態を解消する為には、昼間に外出して活動する事が必要になってきます。どのような活動でも良い(スポーツジム・散歩・図書館など)ので、昼間に外出して何かする事を心がけましょう。また、ひきこもりのストレスからカフェインを多量に摂取する人もいますが、夜に練られなくなる原因になるのでストップした方が良いでしょう。
 
不健康な食生活を改善する
 
ニート・ひきこもりの最大の特徴としては、食生活が不規則になってしまう事です。食生活が不規則になってしまうので、多くのニート・ひきこもりに体重の増加・体重の減少が起こってしまいます。体重が急激に増えたり、減少したりする事は、健康を害して体が病気となる要因となります。
 
不規則な食生活を改善する為には、生活を規則正しくしていく必要があります。夜にしっかりと睡眠をとって、朝にきっちりと起きるような生活をしていく必要があります。その為には、昼間にどこかに外出する事が必要になるので、何か活動(スポーツジム・図書館など)外出するようにしていきましょう。
 
おわりに
 
日本全国に100万人以上いるとされるひきこもり・ニートですが、多くの人が不規則・不健康な生活に陥ってしまっています。ひきこもり・ニートを脱却する為には、とりあえず不規則・不健康な生活を改善していく方法を考えていく事が重要になります。ひきこもり・ニートの自由な時間を前向きに捉えて、生活の質を少しずつ充実させていきましょう。
 
 
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