外国為替FXのスワップ金利で稼ぐ方法


外国為替証拠金取引(FX)では、個人投資家の多くが損をしています。ゲーム感覚で簡単にお金を操作できますが、レバレッジの効いた取引では、元本に対して大きな損失になる事があります。



 
外国為替証拠金取引のレバレッジ
 
銀行の外貨預金は、レバレッジ(借入金)が1倍の外国為替取引です。自分の元金を保証金(証拠金)にして、元金と同じ額だけ借り入れて外貨投資をすれば、レバレッジ2倍で取引するという事になります。個人投資家にはレバレッジ25倍まで法律で認められています。
 
自分の手持ち資金よりも大きなお金を運用できるので、短期で高収益を狙える可能性があるのが外国為替証拠金取引の特徴と言えます。ただし、レバレッジが高くなれば、それだけ元金を失う可能性も高くなってしまいます。
 
スワップ金利で損益分岐点を下げられる
 
外国為替証拠金取引において、スワップ金利を得ようとする場合には、レバレッジを低くして長期の保有が求められます。レバレッジを低くして、スワップ金利の高い通貨を保有しておく事で、長期保有で損益分岐点を低下させる事ができます。
 
例えば、1豪ドル90円で購入してしまったとしても、5年ほど保有して豪ドルからスワップ金利をもらい続ける事が出来れば、損益分岐点が1豪ドル85円、80円というようにスワップ金利の受け取りによって損益分岐点をどんどん下げていく事が出来て長期保有が有益です。

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スワップ金利で稼ぐ注意点
 
スワップ金利は確実な収益ではない
 
スワップ金利は、各国の金利差で分配されるものなので、各国の金利によって変動します。現在、高い金利が設定されている国でも、金利が低下すれば、得られるスワップ金利が少なくなってしまいます。長期で外国の通貨を保有したいという場合には、日本の金利と、保有国の通貨の金利を良く比較する必要があります。
 
外貨は円高の時にこそ買う
 
スワップ金利で稼ぐには、「金利の高い国の通貨」を「出来る限り安い時期」に購入する必要があります。例えば、「高金利で人気の豪ドル」を「円高豪ドル安の時」に購入すれば、利益を得られる可能性が高くなります。スワップ狙いと言っても、円安で外貨を購入すると、円高になった時点で価格変動による為替損失が出てしまうからです。
 
1日に得られるスワップ金利が小さいと、為替の価格変動による損失が大きくなり、スワップ金利で埋められなくなってしまいます。スワップ金利を得たいと思っている人は、基本的に円高の時に購入するのが良いでしょう。
 
レバレッジを低く設定する
 
スワップ派で稼ぎたいと思うのであれば、レバレッジの設定を低くしなくてはいけません。一般的なスワップを狙った投資は、レバレッジが2倍ほど、高くても5倍ほどが限度とされています。レバレッジを高くしすぎると、少し価格が変動しただけで手持ちのお金が無くなってしまうので、長期でスワップが得られません。
 
FX業者間スワップ格差の両建てで稼ぐ
 
FX業者によって、得られるスワップが違っています。この業者間のスワップ格差を利用して稼ぐ方法も一般的に行われている方法です。例えば、豪ドルなどで買いスワップが最も高い業者で買い付けて、売りスワップが最も安い業者で売る事で、その差益を得る事が出来るという手法です。有名なのは、DMM FX で売って、SBI証券 などで買うという取引方法です。
 
この手法で気をつけなければいけないのは、強制ロスカットされると、思わぬ損失が出てしまう可能性があるという事です。また、日々変動するスワップに注意して、差益が取れないようなら即座に停止する必要があります。
 
おわりに
 
銀行で外貨預金を行っても、高い手数料がかる上に元本以上の運用を行う事が出来ません。外国為替証拠金取引を使うことで、自分の手持ち以上の資金で、手数料を安く取引を行う事ができます。スワップ金利の取引は、元本となるお金と、長期で利益を得る忍耐が必要になりますが、外国為替証拠金取引で利益を出す1つの方法として覚えておくと良いでしょう。

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