子育てのストレスを発散する方法


子供を生むことも大変ですが、子育てもとっても大変です。子育てのストレスを減らす方法について知っておけば、子育ての負担を少し軽減できるかもしれません。子育てのストレスを現象させる対策について考えてみました。

 
 
1、ストレスの原因を分析する
 
子育てのストレスは、多くの要因からなります。例えば、以下のようなものが考えられますね。
 
・子供が思い通りにならない自信喪失
・自由時間がなくなった時間的喪失
・子育てにお金がかかって欲しい物が買えない苛立ち
・子育てのきつさをわかってもらえない孤独感
・子供を育てなければならない責任感
・寝たい時に寝られない睡眠不足
・子供に八つ当たりはできないというストレス
 
今まで体験していない苦労があり、他人の子供や育児雑誌などに示された発達水準と比べてしまって、わが子が遅れているのではないか?それは育て方が間違っているからか?という不安ばかりがつのります。1歳までの時期は、子供の成長が著しく、夜中も何度も泣き声で起きるし、母乳育児ならばお酒もタバコも飲めません。そこへオムツ替えです。
 
2、自分でできる最初の対策
 
だから、時々夫に育児をさせましょう。お風呂入れだけでなく、オムツ替えをさせましょう。それと土日は夫に預けて、一人で買い物に行ってみる時間を作る事も大事です。1人で全てを抱え込まず、夫婦という関係の中で、夫の協力をしっかり得ていく事が大切になります。
 
ベビーサークル・ベビースイミング・ベビーマッサージに行ってみるのも息抜きになります。2歳くらいになると、まとめて寝てくれるようになって、自由時間ができます。その間、趣味や運動などストレス発散ができるようになります。 
 
3、保育園という選択
 
あるいは、0歳児保育などに週何回か預けて、働いたり、お稽古事をしてみたりしてもいいです。母親と離そうとすると泣かれて辛いかもしれません。ですが、少し離れてからまた会うと、二人で過ごす時間が新鮮だったりします。それで、かえって子供をかわいがれたりするものです。
 
気になる保育料についてですが、公立・私立に関わらず認可保育園はすべて市や町で決められていて、世帯の収入によって保育料が決まります。0円~6万円くらいです。そこへ、父母会費など若干保育料以外にかかる場合があります。育児内容も公立と私立で基本的にはほとんど違いはありません。ある意味テレビにお守りさせておくより豊か。絵本の読み聞かせ、お遊戯、大きな積み木、農業体験など、情操教育をしてくれます。最近は、それゆえ保育園に入れたい母親もいるくらいです。
 
4、障がい児であっても
 
一部の幼稚園・保育園などでは、発達障がい児を入園させると他の親が嫌がる、と残念ながら拒否されます。障害のある子に人手がかかり、他の子供達に目が行き届かないのでは?という心配も確かに、あります。それならば、人員を増やせば良い訳で、最近は障がいをもった子供でも、受け入れてくれる保育園が増えてきています。
 
当初は出てくる健康な子・障がいのある子の親の心配も、子供達の様子から変わってきます。健康な子が障害のある子のできない部分をフォローします。そうすると、健康な子に優しさが育ちます。その姿は本来の人間が忘れた尊厳を思い起こさせるようです。差別に慣れ親しんだ大人とはちがって。欧米では、健常児達との一緒の教育が一般的になっているのに、日本は立ち遅れています。
 
5、インターネットの活用
 
小さい子を連れて外出するのが苦痛という向きには、インターネットがあります。そこで煮詰まったとき、的確なアドバイスが得られたりします。掲示板でもいいですが、ソーシャルネットワーキングシステムでは、子育てなどに特化したグループで集まるので、コアな情報が得られたりします。意地悪な書き込みがあったとしても、しょせんインターネット上です。

心無いママ友の意地悪にも遭わず、快適に必要な情報が得られます。最近はマンションでの密室育児が多いので、インターネットが無かったら虐待に走っていたという本音も吐露されています。それくらい心強いものです。また、子供が寝ているときとか、隙間時間に開けるのがいいですね。
 
おわりに
 
地域で子供を見ていこうという体制は崩れましたが、最近は別の支えてくれるものが出てきています。うまく利用してください。
 
(三川恵子)
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