パリの個人旅行で行くべき定番の観光地はここ!


パリは、世界で最も観光客が多い都市として知られています。日本人は、EU圏内(シェンゲン協定圏内)においては、ノービザで6ヶ月間まで滞在することが可能になっています。航空券とパスポートを持って、気軽にパリの旅に出かけてみましょう。

凱旋門とシャンゼリゼ大通り
 
凱旋門
 
パリ中心部の西部にあるパリを代表する観光地として知られています。この凱旋門を中心として、12本の大通りが放射状に延びています。ナポレオンが戦争勝利の記念として建設がはじまったもので、1836年に完成しています。

凱旋門
 
シャンゼリゼ大通り
 
シャンゼリゼ大通りは、凱旋門からコンコルド広場までの約3キロほどの大通りで、パリで最も美しいと言われています。シャンゼリゼ大通りには幾つかのカフェが開店しており、背景の凱旋門を見ながら食事したり、カフェを楽しんだりする事ができます。
 
モンマントルの丘
 
モンマントルの丘は、パリの北側に位置しており、以前はパリの市内から離れた地域でブドウ畑が営まれていた場所でした。当時は、地価が安かったので芸術家などが住む場所になり、数多くの有名な芸術家が住んでいた事で知られています。
 
サクレ・クール寺院

サクレ・クール聖堂(Basilique du Sacre Coeur)は、モンマントルの丘の上にあります。モンマントルの丘は、パリの北方に位置しており、かつてはパリの市街地から離れた風車小屋が点在するブドウ畑や麦畑が広がる村があった場所です。
 
ムーランルージュ
 
ムーランルージュは、モンマルトルにあるキャバレーで、フランス語で「赤い風車」という意味です。歌やダンス、フレンチ・カンカン、大道芸を組み合わせたショーを行っています。19時(ディナー付)のショーと、21時からのショーがあります。
 
ムーランルージュ
モンマルトルの風車
ムーラン・ド・ラ・ギャレット(Moulin de la galette)というレストランに行ってみましょう。オルセー美術館所蔵、ルノワールの「Bal de Moulinde la Galette」で描かれている場所でもあります。先にオルセー美術館でルノワールの絵画を見てから訪問するのも良いかもしれません。
 
ムーラン・ド・ラ・ギャレット
 
パリのセーヌ川周辺
 
エッフェル塔
エッフェル塔
エッフェル塔は、フランス革命100周年を記念して1889年開催されたパリ万国博覧会のために建てられた鉄塔です。高架橋技師「ギュスターヴ・エッフェル」の設計によるもので、エッフェル塔という名前の由来となっています。エレベーターで上階に昇ると、パリの街を一望する事ができます。世界で最も多くの人が訪れた有料建造物だそうです。
 
ルーブル美術館
 
ルーヴル美術館は、パリの中心部のセーヌ川右岸に位置しており、ルーヴル宮殿が美術館として利用されるようになったものです。現在では、世界を代表する美術館として、世界中から収集された多数のコレクションを持っている美術館として有名です。
 
チュイルリー公園
 
パリ中心にあるルーヴル美術館のすぐ西にチュイルリー(瓦製造所)宮殿の庭として造られたのがチュイルリー公園です。チュイルリー宮殿自体は(1871年5月23日パリ・コミューンの鎮圧の最中に消失)既に残ってはいませんが、庭のみが残された形で公園として観光客やパリの人たちの憩いの場になっています。
 
ノートルダム大聖堂
 
パリのノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris、ノートルダム寺院とも)は、1163年に着工し、約200年後に完成した中世のゴシック建築を代表する建物です。フランス、パリのシテ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂です。
 
旧パリ市庁舎
 
パリの中でもひときわ美しいと言われるパリ市庁舎は、1882年に再建されたものです。このパリ市庁舎の前では、様々なイベントなどが頻繁に開催されており、市民の憩いの場所としても利用されています。また、観光客にももちろん有名な建物で、いつも大勢の観光客でにぎわっています。
 
オペラ座
 
パリのオペラ座は、19世紀後半にナポレオン3世が大規模なパリの都市改造計画を打ち出した時に、貴族や資産家の社交場としてオペラ座を建設したものです。大理石やブロンズなどをふんだんに使っており、非常に豪華な作りとなっています。1861年に開催された設計コンクールにおいて36歳のシャルル・ガルニエの作品が選ばれて着工され、1975年に完成しました。 
 
マレ地区
 
パリのマレ地区は、パリの3区から4区にかけて、サンジャック塔のあたりからバスティーユ広場まで広がるエリアがマレ地区と呼ばれています。パリの街の左右に流れるセーヌ川の右岸(北側を右岸と呼び、南側を左岸と呼ぶ)パリ市内だと中心より少し東側に位置するマレ地区は、パリには珍しい16~18世紀の面影を残す情緒あるエリアとなっています。パリの中心部にありながらルーヴル美術館から凱旋門の周辺とは違った雰囲気となっています。
 
パンテオンとソロボンヌ大学
 
ソロボンヌ大学
 
ソロボンヌ大学は、世界的にも非常に有名な大学で、ノーベル賞学者などの多数の有名人を輩出しています。フランスを知ろうとする時に、その教育システムなどを知る事は欠かせません。特に大学の歴史は古く、日本が鎌倉時代であった頃には、既に大学が開設されておりました。 
 
パンテオン
 
パンテオン(Panthéon de Paris)は、聖ジュヌヴィエーヴの丘に位置しており、幅110メートル、奥行き84メートルのギリシア十字の平面に大ドームとコリント式の円柱を持つ新古典主義建築の建築作品です。18世紀後半に、サント=ジュヌヴィエーヴ教会として建設され、後にフランスの偉人たちを祀る霊廟となりました。
 
おわりに

パリにツアー旅行で行くと、多くの観光客がイメージとの違いに落胆すると言われています。多くの観光客は美しいパリの街を想像して行きますが、現実としてゴミが多かったり、フランス人が不親切である事にショックを受けるようです。しかし、最初から良く調べていく個人旅行では、むしろパリの日常生活に溶け込む事ができるので、パリを堪能して楽しめる人が多いと思います。パリに行くのであれば、友達などとじっくりと時間をかけた長期滞在がオススメです。
 
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