フェリーで北海道にアクセスする方法


日本は、海に囲まれた島国ですので、昔から海運が非常に発達しています。本州から北海道にアクセスするには、列車を使った青函トンネルもありますが、時間に余裕があればフェリーでアクセスしてみると旅の楽しさを倍増させる事が出来ます。

最近のフェリーは、他の交通手段に対抗して快適さを追求しており、船内の装飾がカジュアルになったり、お風呂が付いていたりして楽しむ事が出来ます。もう、電車の旅行に飽きてしまった人は、楽しいフェリーに乗って北海道を目指してみると面白いと思います。

青森⇔函館
 
津軽海峡フェリー(オススメ)
観光客に大人気の「カジュアルフェリー」です。観光客の為に青森から函館までのプチリッチな旅を楽しめる楽しいフェリーです。特にカップル、夫婦などにお勧めです。青森から函館まで、船内が快適に作られたフェリーで、3時間40分の優雅な旅を楽しむ事が出来ます。
 
青函フェリー
実用性を重視したフェリー会社です。乗車運賃だけだと、2000円を切る安さで本州から北海道に移動する事が出来ます。とにかく安くフェリーで移動したい人にお勧めのフェリーです。
 
八戸⇔苫小牧
 
シルバーフェリー
フェリーの旅を1晩かけてゆっくりと楽しみたい方は、八戸から苫小牧までのフェリーを利用しましょう。5000tから7000tまでの中型フェリーでゆったりとした船旅を楽しむ事が出来ます。

東京から八戸まで東北新幹線でアクセスして、八戸からフェリーで北海道に向かうという旅行日程を組むと、フェリーの中で宿泊が楽しめます。お風呂にゆっくり入って船の上で睡眠すれば、朝には苫小牧に到着します。八戸からフェリーで行けば、1日分のホテル代を節約する事も可能です。

・特等:12500円(ホテルのような個室)
・1等:10000円(2〜4名の個室)
・2等寝台:7500円(1〜2名の個室)
・2等:5000円(共用スペースで寝る)
 
仙台⇔苫小牧
 
太平洋フェリー(オススメ)
仙台と苫小牧の間を「きそ(15700t)」、「いしかり(15700t)」、「きたかみ(14000t)」という大型フェリー3隻で運行されています。この中で特に人気が高いのは、「いしかり」で、2011年のフェリー・オブ・ザイヤーを受賞しています。ライブパフォーマンス、お風呂など上品なサービスを味わう事が出来ます。

1ヶ月前までの予約で50%offになる「早割り」がお得です。

大 洗⇔苫小牧

さんふらわ
http://www.sunflower.co.jp/ferry/
東京から北海道に行く場合には、最も近いフェリーの出発点である大洗を利用することになります。「さんふらわあさっぽろ」「さんふらわあふらの」「さんふらわあしれとこ」「さんふらわあだいせつ」という4隻の船が大洗と苫小牧で交互に就航しています。太平洋の海原を馳せるので、どの船も1万トンを越える比較的大型のフェリーとなっています。月曜日以外は毎日、深夜便と夕方便の2便が大洗、苫小牧それぞれから定期便として出航します。

・エコノミークラス:8,740円〜14,910円
・カジュアルルーム:11,830円〜18,000円
・スタンダードルーム:14,910円〜22,110円
・デラックスルーム:22,110円〜30,340円

大洗まで東京から電車でアクセスするには、上野駅から水戸駅までアクセス(70分・2268円)して、そこから乗り換えて水戸駅から大洗駅(15分・320円)で到着する事ができます。合計すると、特急を使わなくて2500円、特急を使った場合に+1500円で4000円ほどの交通費がかかります。


画像引用
 
新潟⇔小樽
 
新日本海フェリー
日本海側からフェリーで北海道に行きたい人に便利な便です。新潟は、東京からも比較的近いので、東京から新潟新幹線でアクセスして、そこから北海道に行くのも楽しそうですね。
 

おわりに

船旅には、陸の旅では味わえない船旅ならでわの楽しみがあります。移動手段としてではなくて、家族、友達、恋人などと一緒に船旅自体を楽しむ方法として利用してみてはいかがでしょう。フェリーを利用した旅行にする事で、今までは味わえなかった国内旅行を楽しむことが出来るようになるはずです。

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